創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   痛かった思い出   すし

おもわず、「うっ」と言ってしまった。ドッジボールで遊んでいたら、ボールが当たってしまった。指にボールが当たったので、しばらく指がしびれて動かなかった。まるで、指をバッドでたたいたような感じがした。すごく痛かった。
もう1つ痛かったことがある。家の台所をはだしで歩いていたら、たまたま落ちていたワイヤーをふんでしまった。まるで、なん本かの針に足をつつかれたみたいに、ちくっと痛かった。
わかった事は、「痛み」とは、悪い物であるが、いい物でもあるとわかった。痛みなどがあると、体の悪い病気でも、早めにきづいてその悪い病気が早めに治る。しかし、痛みがないと、いいなあと思うが、よく考えてみると、悪いなあと思ってしまう。いい意味で考えると、痛みがないと、ころんでも平気で、また、予防注射をする時も痛く感じない。でも、悪い意味で考えると、痛さなどでわかる、悪い病気などは、痛みがないので、気がつかないうちに、悪い病気が悪化して、手遅れになっている事があると思うと恐ろしいなあと思う時がある。痛いのは「大嫌い」という人が多いが、人間にとって「痛み」は大変必要である。 

   講評   take


<構成> 「うっ」といううめき声で書き出されています。私もドッジボールをよくやっていたので、あの痛さはよくわかります。特に小指に当たったときなんて! 想像するだけで痛くなってきました。この書き出しの場合、「『うっ』と思わず言ってしまった」のようにかぎかっこを最初に持ってきた方が課題には合っていますね。
<題材> 自分の痛かった体験談を2つ書いてくれました。ちがう種類の痛みですが、どちらも痛そう! 
<表現> どんなふうに痛かったのか、というのをたとえを使って表現できていますね。「まるで、指をバットでたたいたような」「まるで、なん本かの針に足をつつかれたみたいに」とうまく2つの痛さの種類を書き分けられていると思います。
<主題> 今回、わかったことをかなり長く書くことができていますね。自分なりに考えを深めようとしているのがよく伝わります。その結果、人間にとって痛みは必要だという結論に達したのですね。このように、作文の中で自分の考えを深め、何か1つの結論を出せるようになれば、作文の完成度はかなり上がってきます。この「わかったこと」と「自分だけの体験談」をうまく結びつけること。つまり、「体験談」から「わかったこと」を導きだせることができるようになればさらに作文の内容は濃くなります。
 提出をするごとに上達していますね。この調子でがんばりましょう!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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