国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ユーモアは心の風   うよは

第二次大戦の時、イギリスの主要都市は、ドイツ空軍の激しい爆撃にさらされていた。建物を大破されたロンドンのあるデパートが、
「平常通り営業。本日より入口を拡張しました」というカンバンをだした。
空襲で爆破されたデパートが、「本日より入口を拡張しました」というカンバンを出すなんて不真面目だ。「空襲による被害のためお客様にご迷惑をおかけいたします」と書くべきだ。というのが真面目な人の反応なのだろう。
「あーあ」とぼくは落ち込んでいた、たしか小学四年か五年のころだったとおもう。ついうっかりして、給職の食器を落としてしまったのだ。上に乗っていたみそしるやごはんもまきぞいでびっちゃびちゃ、もうみるきもしなかった。いつも家ではそういう失敗をたくさん山のようにしていたが、今回の失敗は大変な物だった。なぜかというと、クラスの中で事件を起こしてしまいクラスのみんなに見られてしまったからだ。もう顔から火が出て、恥ずかしい限いりだった。いつもどじばかり踏んでて、いつもいつも母に怒られまくりだったが今日ばかりはもうどうにもならないああ評判ががた落ちだ。もうぼくは、不幸のどん底に突き落とされた。でも、担任の先生がこんなことを話してくれた。「まあ給食の食器落としたぐらいで、くよくよしているんじゃないよ。もしかしたら、さっきよりも多くついでもらえるんじゃないの?」そう言われてみればそうだ。そんなことを思うとなんだか馬鹿らしくなってきた、面白いユーモアだなあ。なんだか失敗のくもりが晴れてきたような気がした。ユーモアとは、人を救う者であり。失敗のあくうんを晴天にする心の風でもあったのである。その時ユーモアというものを始めて知った。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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