創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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資源からの発想 プー
最近、料理を趣味とする人が増えたが、初心者とプロとで一つ大きく違っていることがある。初心者の場合は技術からの発想である。最初に手持ちの技術と設計があり、それに必要な資源を求める。これに対して、プロのほうは、資源からの発想というべきであろう。資源からの発想が可能なためには、レパートリーが広く、しかも自由にそれを応用し得る能力が必要である。これまでの近代産業技術は、つねに技術からの発想だったといえる。人類が直面している危機を乗り越え、新しい文明への道を拓くためには、発想を180度転換して、技術からではなく、資源からの発想に切り換え得るかどうかが鍵となることであろう。私は技術からの発想を資源からの発想へと考えることの出来るような人間になりたい。
そのための方法としては第一に、資源からの発想を積極的に取り入れていくことだ。私は中学校2年生のとき宿泊訓練というものがあった。その宿泊訓練とは富士山に近い朝霧高原というところで2泊3日自然と触れ合うという行事だ。その行事では規則という厄介なものがある。その中には携帯・ラジオなどの電化製品の持込禁止やゲームやお菓子などの持ち込み禁止であった。確かにこの中には普段の学校を通しての活動なのでいけないものばかりだ。しかし1日中中学校というものだと気が抜けなくてなかなか休めない。そして1年生のときにも宿泊訓練というものが市内の少年自然の家というところであったのだかそのときはボードゲームだけは持込が許されていたのに今年は駄目になってしまったということになりみんな不満を言っていた。だからみんなで夜にレクリエーションなどをする企画を立てた。そして宿泊訓練は日常使っているものは使えなかったけど楽しくて良い思いでになった。だからそのための方法としては第一に、資源からの発想を積極的に取り入れていくことだ。
そのための方法としては第二に、消費を中心としている社会から物を再利用する社会に変えていくことだ。例えばアルミ缶のリサイクルだ。アルミ缶リサイクル協会の平成十四年度の調査によれば全国で一年間に消費されたアルミ缶の量は約29万2千トンだった。そのうちリサイクルされているアルミ缶の料は約24万3千トンだった。このデータを見ればわかるようにまだ完全にリサイクルされていない。だからアルミ缶のリサイクルに限らずまだ他のリサイクル運動ももっと高めていくべきだ。だからそのための方法としては第二に,消費を中心としている社会から物を再利用する社会に変えていくことだ。
確かに、今ある資源からの発想を生み出していくことは用意ではないので技術からの発想になりがちである。しかし「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように私は技術からの発想を資源からの発想へと考えることのできるような人間になりたい。
講評 hota
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