創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ドーピング   ペンペン

 僕はスポーツで毎週二回剣道に通っているが、普段稽古をしている最中に手が重くなってしまって竹刀がうまく振れない事や足がうまく前に出ない事がよくある。そんなときに「もっと体が自由自在に動けばな。」とか「もっと体力があればな。」と確かによく思う。ドーピングを使うとしても、例えばまっすぐ竹刀を振るようにするとか、足のかまえはまっすぐ平行にしなければならないがよく開いてしまう癖を直すなどは、ドーピングではいくらなんでも無理なところがある。しかし、ドーピングを腕に使って振りを強くしたり足にも使って踏み込みを強くしたりすればとても強くなれると思う。だからドーピングを使いたい気持ちはよくわかる。
 しかし、大会などでドーピングを使ったりした場合、せっかくこつこつ努力してきた人が、努力もしないでドーピングで一時的に強くなった人に負けて優勝を取られるとは、酷すぎる。さらに、もしも大会が終わった後に優勝者がドーピングを使っていたことがばれたら、大会に出場していた人は優勝のチャンスがまだあったのだから、とても大迷惑なのだ。練習のときにドーピングを使っても、強くなった人がドーピングを使う前の簡単な練習をやっているのでは、まったく意味がない。だからといってドーピングで強くなったからその分ハードな練習をやっても、結局普通の時に練習しているのと代わりがないのだから、全く意味がない。だからドーピングは悪いものだと思う。では、減らさなければならない。どうすれば減らせるだろうか。
 速く遺伝子ドーピングやどんなドーピングも検査できるような技術を高めるようなことが重要だと思う。正確さは大事である。ドーピングを使ってないのにドーピング使ってると言われたらとてもその選手は悲しむ。素速さも必要である。人数が多すぎて全員検査ができないとドーピングに気づかないときもあるから困るのである。正確さと速さはどうしても反比例してしまうものだが、正確かつ素速くできるようになって欲しい。
 ドーピングを発見したらすごく厳しい刑罰を与えるようにすれば誰もドーピングをしなくなると思う。例えば、4年間出場停止にすれば次のオリンピックに出場できないのからドーピングの件数は減るだろう。他にも、罰金にすればドーピングは使いたくなくなるだろう。ある国だと自分の国の人が優勝すれば車などをプレゼントするくらいだから、罰金の額は、車と近い値段で300万円ぐらいにすればいいと思った。
 ドーピングは、自分の実力ではないし他の人に迷惑がかかるし、絶対に使ってはならない。ドーピングはどんどん検査しづらいように進化しているが、検査も負けないくらいどんなドーピングも発見できるように進化しなければならない。

   講評   sato

今回のオリンピックでも、ドーピングで失格になる選手が出てしまいました。
残念なことです。浩市君はドーピングについての意見・なくすための方法などをたくさん書くことができました。剣道をやっているということで、勝負や試合の心理など、具体的に考えることができるのですね。いっぽう、ドーピングの限界にも言及しているのがよかったです。ドーピングは悪いことだけれど、いたちごっこでなくならないのが現実ですね。そこで「減らさなければならない。どうすれば減らせるだろうか。」と展開していく流れもよかったと思います。その中で
、4年間出場停止、罰金など厳しい刑罰を具体的に提案することができましたね。確かに、金メダルをとると英雄になるばかりか、すごいプレゼントをもらえる国もあります。人間の欲は恐いですね。でも、ドーピングによるメダル剥奪などの事件が起きない国もたくさんあります。公正に戦いたいものです。次の北京オリンピックに向けて、IOCはどんな対処をしていくのでしょうか。注目されますね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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