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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   花の絵を描き始める時   すし

 心は画用紙のように真っ白でありたいと思っている。花を見ると、一つ一つが人間の顔がちがうように、それぞれの表情を持っている。「この花は、こういう形をしているんだ。」などと、先入観を持って始めたり、「あいつはああいうやつなんだ」と、ほんのわずかしか、知らないうちに決めつけてしまうのが、全くまちがっていると思う。
まえに、こういうことがあった。おふは嫌いと決めつけていたけど、嫌いと思いながら食べてみると、意外においしかった。
それからこんなことがあった。体育の鉄棒が嫌い、と決めつけていた。なぜかというと鉄棒の鉄を夏の時にさわるとやけどなどをする。鉄棒のやけどは、まるで、お湯をかけたみたいに痛い。また、鉄棒を何回も、持つと、豆ができて、それがつぶれるとひじょうに痛い。もう一ついやな事がある。鉄棒のわざを何回も連続でするワザ(連続前回りなど)をやると目が回ってしまう。目が回ってしまって急いで地面に着地をしてしまうと大変な事になる。大変な事とは、目が回って頭を打ったり、ひざを打ったり、転んでひざをすりむいてしまうことがあるから体育の鉄棒は大嫌いだっだ。でも、ある日、鉄棒をやってみたら、夏だったのにやけどもせずに、何回もやっても豆もできず、目もまわらなかった。 
この文を読んで分かったことは、色々な事を自分のはかりで決めつけないようにじっくり見たほうがいい。

   講評   take


<構成> 長文の大事なところをうまくぬき出せています。文章も上手につなげて要約できていますね。
<題材> 似た話を体験談として2つ書くことができています。どちらも、先入観や決めつけはまちがっている、という長文の内容と似た体験談になっています。たしかに食わず嫌いというのはありますね。先生もいまだに納豆とチーズが食べられません。
<表現> 「まるで、お湯をかけたみたいに痛い」とたとえも入れることができています。先週のたとえと引き続き、痛さを表現したものですが、にぶい痛みをうまく言い表せていますね。
<主題> 長文を読んでわかったことを書いてくれました。すしさんの言うとおり、物事は自分のはかりで決めつけず、じっくりと見たほうがいいですね。感想文の場合は、長文と似た話の両方からわかったことを導くようにすると、作文全体に統一感がでてきます。今回すしさんは、長文を読んでわかったことを導くことは十分できていますから、これを似た話ともう少し関連させて、「自分のはかりで決めつけず、何事もまず挑戦してみることだ」というような結論を出してみてもおもしろかったかもしれませんね。

☆ 来週も感想文ですね。また長文と似た話を考えておいてください。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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