国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   夏はやっぱりサマーランド   デイジー

 私は8月12日に家族でサマーランドに行きました。サマーランドの駐車場はこんでいたので、少しはなれたところにある別の駐車場まで行かなければなりませんでした。そこからサマーランドのバスに乗ってやっとサマーランドにつきました。中に入るともうたくさんの人が来ていてシートをひく所が少ししかありませんでした。でもその少しのところにシートをひきました。私は、
(早く泳ぎたぁい!)
とウキウキしていました。お父さんたちのじゅんびがおわって、波のプールに入りましたがまだ波のくる時間ではなかったので、
「ねぇ〜流れるプール行こうよ。」
と私が言うとみんな賛成してくれました。流れるプールはとても流れがはやくて立っていたくても流されてしまいます。もし私がイルカだったら流れにさからってみんなの間をスイスイ泳いでいくと思います。
 私たちはもう15回くらい流れるプールをくるくる回っていました。お母さんが、
「もう出よう。あきちゃった。それにもうすぐ波が来る時間だよ。」
とまるでくらげのようにだら〜んと浮き袋にぶらさがりながら言いました。私たちはいそいで流れるプールを出て、室内の波のプールに行きました。中に入って時計を見ると後10分で波が始まるのでいそいでプールに入りました。『ピー』と監視員がふえをふくと同時に波がおしよせてきました。おととしは波がこわくてプールに入れませんでした。去年は背が低くて波が来るとおぼれてしまうので、お父さんが抱き上げてくれました。でも今年は次から次に波がくるのでジャンプが間に合わないこともあったけれど、最後までおぼれないで一人でできました。私は自分が少しずつ成長しているのだと思いました。
 波のプールが終わるとおなかがすいたのでお昼ご飯にしました。私とお姉ちゃんはお母さんが作ってくれたおにぎりをまるで大食い競争のようにいっきに4個も食べてしまいました。午後は、すべりだいをしました。勢いがついていまにもとばされそうになりました。とても楽しかったので並ぶのに時間はかかったのですが5回もすべりました。お母さんは外の長〜いすべりだいをやろうやろうと言っていたのですが、私もお姉ちゃんもこわくてすべることができませんでした。
 サマーランドに行って一番楽しかったのはやっぱりすべりだいです。来年はぜったいに長いすべりだいをすべってみたいです。

   講評   nara

 楽しくて、うれしくて、いい作文だ! 電話で話してくれたたくさんのことを、上手にまとめて書き上げることができたね。これくらい、たくさんのことを作文に入れようとすると、ひとつひとつのせつめいがあっさりとして、つまらない作文になったり、話があちらこちらにちらかってしまったりすることが多い。そうなっていないのは、作文の組み立てがうまくなったからだね。
 では、その組み立てとは何か? ひとつひとつのせつめいをくわしく書いたことと、「私の成長」という糸でひとつひとつの話をつなげたことだね。前にはできなかったけれど、今年できるようになったこと。今年もできなかったけれど、来年こそはやりたいと思っていること。ここを意識(いしき)したことで、ただ「楽しかったよ。」だけで終わらない、広がりのある作文になったということね。
 今回は、たとえもおもしろい。かわいい元気いっぱいのイルカや、だらんとしたくらげが登場したところで、先生もつい笑ってしまった。お母さん、くたびれていたのかなぁ。「大食い競争」もいいね。たくさん遊んでおなかがすいていたことと、おにぎりがおいしかったこと、両方がよくわかるよ。笑顔いっぱいのサマーランドだったね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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