創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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文章を読んでいて いふめ
大きな木の下には草も育たない、という。大木はすばらしい。寄らば大樹のかげ、という言葉もあるくらいである。近づきたいと思うのは人情であろう。すぐれた本も大木のようなところがある。その下に立っては手も足も出ないで、ただ、大著名著であることを賛嘆するにとどまる。大木は遠くから仰ぎ見るべきものと思って、早くその根もとから離れる必要がある。私は固定的な概念にとらわれず、自由な発想が出来るように行きたい。
そのためには第一に大きな手本をいつまでも目指さないことである。両親や先生があまりにも大きな手本の場合は途中からその下を離れる必要がある。いつまでも追っていると結局目標としていたものを超えられず止まってしまい、その下から離れることも出来なくなってしまう。そうしないためにも一度離れて、改めて目標を確認しもう一度自分の進む道をよく決めることだ。私の体験ではいつまでも同じ事をやるのではなく自分の発想でやってみることを学んだ。
第二の方法としては大きく物事を起こすべきである。どんなことでも大きく行動して新しい発想を取り入れてみる。誰もしたことの無いことをすれば全てが新しい発見になるので固定的な概念もなく、自由に進めることが出来る。複雑な勉強をするのはそれを理解するだけで大変だが、新しく学ぶものはルールは自分で作るので苦にはならない。しかし、ある程度の実力は必要になるのでやはり勉強はしなくてはいけない。(笑)
確かに大きな先生の下で学ぶこともたくさんあるが、「ことごとく書物を信ずれば、書物を読まないことと同じである。」という名言があるように、師の下でいつまでもいると何も学んでいないのと同じである。そうではなく誰かの下を離れて自分らしさを見つける。そうすれば新たなる発見も見えて来れるようになる。
講評 miri
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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