低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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花火の玉皮飛んできた オーロラ
わたしがこの「ニトログリセリンのグリセリンは。」を読んで一番こわかったのは、ニトログリセリンが、ちょっとのしょうげきで大きなばく発おこしてしまうことです。ノーベルはこわくなかったのかなあと思いました。もしわたしがこれを見ていたら、こわくてにげ出してしまうと思いました。
わたしにもにた話があります。おとといの夜おばあちゃんと二人でおばあちゃんの家の近くに花火大会を見に行きました。始まりは、
「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、オープン!!」
とみんなで大声でさけんだら、
「ダーーーンダンダーーーーーン。」
とものすごい音がまわりにとおどろきました。その日は、台風が近づいていて風が強かったので、花火の玉皮が、たくさんちぎれて飛んできました。花火を見たことは何度もあったけれど、こんなことは初めてだったのでとてもびっくりしました。玉皮が落ちてくるところは、まるでちょうちょがひらひら飛んできているみたいでした。わたしは玉皮を9まいもひろいました。においをかいで見るとこげくさいにおいがしました。そこにはよく見ると新聞がはってありました。
わたしは、(ふうん、こんなふうになってるんだあ。)と思いました。
あとで、お母さんとインターネットで「花火の作り方」を調べてみました。玉皮という名前も、それでしりました。この玉が、あのきれいな花火になるのかと思うと、何だかふしぎな気がしました。
わたしは、この話を読んで、アルフレットもばくだんよりも花火作りをすればよかったのになあと思いました。でもそうしたら「ノーベル賞」もなかったのだと思いました。ノーベルの作った花火も見てみたかったなあと思いました。
講評 nara
「玉皮」ということばをしっかりおぼえて作文にも使えたね。先生もこのことばは知らなかったので、インターネットでしらべてみたよ。あんなにきれいな花火が、どうやって作られるのか、何だかふしぎな気がするね。それにしても、台風で風が強かったこともあるけれど、玉皮がとんでくるくらい、打ち上げ場所の近くにいたのだね。きっと、大きくてきれいな花火を見ることができただろうね。
きけんなことがおきないように、十分注意をしながら行われる花火大会、それでも、ばくはつの音はとても大きいし、しょうげきも大きいね。体にひびくようなかんじがする。きけんがたくさんあるじっけんを、なんどもなんどもノーベルがくりかえしたのはどうしてだろう。それは、「やってみたい」という気持ちと「やらなければいけない」という気持ちが強かったからだろうね。
まとめの文がおもしろい。もしかしたら、ノーベルのばくだん作りの研究が進まなかったら、大きな打ち上げ花火もうまくできなかったかもしれないね。ノーベルが花火を作ったら、どんなかんじになるだろう。オーロラちゃんだったら、どんな花火を作ってみたい? きっと、オーロラみたいに色がつぎつぎに変化(へんか)していく花火だろうな。
今回も、キーワードをしっかり入れて、上手にまとめられたね。
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