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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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便利さに頼らず プー
いまや熱の機能としての現代の「火」は、一方では飼いならされた柔順なしもべであると同時に、他方ではいつどこで暴走するかしれない不気味なダモクレスの剣と化してしまっているのである。私は物の身の回りの便利さに頼らずに生きて生きたい。
そのための方法として第一には、便利なものに頼らず、自分の手足を使うことである。私は小学五年生のころに一泊二日野外活動教室というものがあった。それは市内の少年自然の家まで行ってキャンプを張ったりキャンプファイヤーをしたり自然と触れ合ったりした。最終日には拡販でカレーを作る予定だった。野外活動教室についての集会があったときにこんな提案が出た。最終日のカレー作りで火種として昔使われていた火起こしきを使ってみようということだ。そして本番になった。しかしいざ火を起こしてみると何度やっても途中で腕が疲れてしまってなかなか火を起こせない。先生に手伝ってもらったが先生も途中で断念してしまった。そしてしょうがなくライターで火をおこしてカレーを作った。そのとき私は昔の人達はよくこんなもので火を起こせることが出来たと思ったと同時に今の時代はすごく簡単に火を起こせるのだと思った。だからそのための方法としては第一に、便利なものに頼らず、自分の手足を使うことである。
そのための方法としては第二に、学校脅威の中に、机の上の勉強だけではなく、いろいろな体験活動を取り入れることだ。今各学校ではさまざまな体験活動が取り入れられている。私たちの学校では職業体験などがある。例えば平成十四年三月における社団法人全国農村青少年教育振興会の調査による農業体験学習の公立小中学校の実施率では小学生では、66.0で中学生では25.5である。公立小中学校ではあまり取り入れられていないと思う。特に中学校では四分の一程度の学校しか実施していない。だからそのための方法としては第二に、机の上の勉強だけではなく、いろいろな体験活動を取り入れることだ。
確かに、一度便利になってしまっていてはなかなか生活を変えることが難しい。どうしても便利なものに頼らなくなってしまうこともある。しかし「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある」という名言があるように、私は物の身の回りの便利さに頼らずに生きて生きたい。
講評 hota
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