創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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読書の魅力 パフィー
みなさんには、まだ字を読めないころの読書体験があるだろうか。いや、これは矛盾している。だからこそ、想像を絶するほどおもしろいのだ。幼い日に読んで血をわかした本が、後年読み返してみると、思いの外につまらなかったりすることは、間々あるものだ。けれども、砂時計を手に取りひっくり返すように、あるときからは、また新しい砂が積もりだすものだ。それこそが読書の楽しみなのだ。(要約)
私が、よく小さい頃に読んでいた絵本。絵本は、よく童話を読んでいたけれどだんだんつまらなくなってきた。それは当たり前だ。面白いからって何度も読み返したり、成長とともに自分がおもしろというものが変わってきたりしたからだ。どんなに面白いと思っても、そのうち飽きてしまうのだ。しかし、歴史の勉強を始めてから、また絵本の楽しさがよみがえってきた。童話ではなが、難しい歴史を絵本が教えてくれたのだ。童話を目的に絵本を読んでた頃は、物語を楽しめたが、歴史を目的に読んでいる今は、物語で学習能力を高めている。
昔の絵本は、巻物の中にかかれていた。それを絵巻という。文字を書いて次に絵を書いていた。しかし、なぜ巻物で絵本を作るのだろうか。それはまず、紫外線から守るため。紫外線は、人間の皮膚を傷めるように紙も傷める。しかし、絵巻にすれば長持ちする。その次は、急激な温度の変化から守るため。絵巻にすれば直接紙に温度が触れないので紙が傷みにくい。こんな情報も本を読めば得られる。長く文字が並んだ本ではなく、写真の載った雑誌や付録等でも情報は得られるものだ。
人間にとって読書とは自分の未来を広げられると思う。文字だけの本でなくても色々知ることが出来る。文字だけの本でも自分で想像し自分の世界を創れる。読書の楽しみ方は蓼(たで)食う虫も好きずきというようにさまざまだが、必ずどんな人でも一度くらいは読書が楽しいという経験があると思う。こんな経験を大切にしていけばこれからも良い未来を広げることができるようだ。
講評 jun
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