国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
新しいもの ともっち
時代の変わり目で、私たちの言葉をどうしていくか、各自が考える必要がある。
確かに「ら抜き言葉」のような新しいものが出てくるということはよいことだという意見もある。今の携帯電話は電話ができるだけでなく、いろいろな機能がついている。このような新しいものが出ることで、便利になることがある。
しかし古くからの伝統のあるものを大切にすることはよいことだという意見もある。前に読んだ長文に「赤ちゃんは外的事物の区別にまだそれほど長けていないので、ブーブーは動く人工物全体を、またヒト以外の動物すべてを指してワンワンで総称することもしばしばである。」という文がある。赤ちゃんに対してこのような言葉を使うのは、最近になって言い始めたことではなく、昔からそのように言っている。このように昔から使われていたものが、今もなお使われているということは他にもたくさんある。
確かに新しいものが出てくることも、伝統のあるものを守ることもどちらも大切である。しかし一番大切なのは新しいものがよいか伝統のあるものがよいかではなく、「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という言葉のように、そのものを使う人間の意識の高さであると思う。
講評 huzi
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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