国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   いろんな顔を見たあとで   ゆきんこ

私はこの話を読んで、心を持っている人をちょっとしか知らないのに自分の秤で決めてしまうのはよくないことだということを知らされた。私は前、おこっている先生を見て、(あの先生はいつもあんなにこわいんだ。)と、この長文の内容と同じで一しゅんしか見ていないのに、その人のことを知っている度があったら見習いなのに、勝手にそのように思いこんでしまったことがある。先生を先入観で見てしまったのだ。そう思いこんでいた数日後、たんにんの先生のかわりに授業をしてくださった。そうしたら、意外におもしろく、最初は先生の授業はいやだなぁと思っていたのに、だんだんおもしろくなってきた。まるで運動会で最初は負けていたのに、ぎゃくてんして優勝した時のように。私はこの時思った。先生に悪かったと。おこっていたときはたまたまいらいらしていただけかもしれなかったから。やっぱり先入観で人を見るのはよくないことだということを、その日先生の授業を通して分かった。「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがある。わずかな知識や経験だけにたよって、外の世界のあることを知らずにいるという意味だ。私は先生のことについてこのことわざと同じだから、これからはこのようなことのないようにしたい。
花でも同じようなできごとがあった。一年生ぐらいのころアサガオを学校で育てた。どうもその時は昼に見に行ったらしく、アサガオがしぼんでいた。その時私は(アサガオはずっとあんな風にしぼんでいるんだ)と思いこんでしまっていた。でも次の日の朝に見てみると、むらさきやピンクなどのとてもきれいな色で太陽に向かってまっすぐとさいていた。花も人と同じでやっぱりいろいろな顔をもっているんだなぁと思った。
私がこの話を読んで分かったことは、人や花はおこったり、笑ったり、喜んだりというようにいろいろな顔を持っているのだから、たった一つのでき事だけでその人や花のことを「ああ、あの人はああいう人なんだ、花なんだ」と決めつけないことだ。いろんな顔を見たあとがその人や花のことを少し知れた時なのかもしれない。

   講評   koni


パソコンで送ってくれましたね。どうでしたか?
手直しをして、すてきな感想文にしあげてくれました。
 次回の9月2日は、作文テスト(進級テスト)です。課題は「一番になったこと」。どんなことを書くか、しっかり考えておいてね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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