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　　　オリジナル　　　シュシュ

　オウム真理教の事件は、人々をとても驚かせるものだった。東大卒などの経歴を持った人たちがなぜ殺人に荷担したのか。彼らはまちがったことをしたがある種のパワーを持っていた麻原彰晃の素質に惹かれ、殺人までをもしてしまったのだろう。しかし自分が尊敬している人が言ったことでも、それをまるのみにしてはいけない。私は、すごい人の側でその手足となって生きるのでなく、自分自身の力で生きていきたいと思う。
　それには、自分の能力に程よく合った環境で、自分を成長させることが大切だ。昔、隋や唐の時代に科挙という合格したら一生安泰が保証される試験が存在した。しかし、不合格者の中から杜甫などの立派な詩人が生まれた。それに対して、科挙に合格して後世に名を残しているという人はいない。
　確かに、尊敬する人、憧れの人がいるということは良いことだ。しかし、本当に大切なのは、自分自身の人生を生きることだ。人間は皆、違う能力を持っている。せっかく自分という一つのすばらしいものを持っているのだから、自分にしかないオリジナルの能力を活かしていきたい。

　　　講評　　　miri

なつやすみ、たくさん楽しい思い出ができたかな。だんだん涼しくなって「作文の秋？」がやってきます。がんばりましょう！！