低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ユーモアでないユーモア ケイちゃん
日本で爆破されたデパートが、「本日より入口を拡張しました」というかんばんをだしたら、真面目な人は、「空襲の被害のためお客様にご迷惑おかけいたします」と書くべきだ、と反応するはずだ。
真面目な国から真面目をひろめにやって来たような人は、もしかしたら欠陥人間と呼んでいいかもしれない。
ぼくは、日本の最近のお笑い番組は、ユーモアではないと思う。ユーモアではなく、人を、こけにして、ばかにし、何かで叩いたり、水を掛けたり、おとしいれたりして笑いをとっていて、ぼくから見ると笑いのねたにされている人が、いじめられているようにしかみえない。ときどき、おもしろいけど、なぜこんなものを面白がっているのだろうとおもうことがある。まだ漫才の方がましだとおもう。以前新聞に、中国の大学に留学していた日本人が、日本で言う学園祭で、日本のお笑い番組の物真似をして、退学処分になったという記事が載っていた。おそらく、その人たちは、そのお笑い番組は、ユーモアだと思って真似をしたのだろう。日本人は、ユーモアと、人をこけにしたり、ばかにしたりする事と、取り違えていると思う。このまま、日本人が、取り違えたまま、ユーモアではない事をユーモアとして受け取っていってしまうと、外国に、日本のお笑い番組を紹介したり出来なくなる(実際そうなっているかもしれないが)と思う。
人間にとって、ユーモアとは、人生を運転するためには欠かせないものだとおもう。しかし、日本人は取り違えているので、どこかで本当のユーモアを教えなければ、状況が、どんどん悪化していくと思う。けれど、本当のユーモアを、日本人がみると、面白く感じないと思う。なぜかというと、日本人は、過激なものが好き(好きではないひともいるかもしれないが)だからだ。
講評 mako
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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