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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   美しさ   いより

 たとえていえば、それは写真を用いて美人コンテストを行うようなものである。一次選考に写真を利用することはあっても、最終選考に写真を用いる美人コンテストというものはない。しかし、この方向には、明らかに限界が存在する。いくら媒体を複数化したとしても、美という基準とビジュアル(視覚的)メディアの間の断絶を完璧に埋めつくすことは不可能なのである。要は写真の時代が終わりつつあるのではなく、美女コンテストの時代が終わりつつあり、美の時代が終わりつつあるということなのである。僕は、外見的な美しさだけでなく、内面をそれ以上に充実させるような生き方をしたい。
 その方法として第一に、内面の伴わない美しさは、砂上の楼閣のようなものだと知ることだ。
 第二の方法は、外見にこだわらず、先入観なしに人と接してみることだ。最近ではカメラや、プリクラ、などがずいぶん進化して、美しい写真が簡単に取れるようになってきているそうだ。プリクラにいたっては機種によって写り方が違い、それによって自分の写り方が大きく違うらしい。カメラだって、最近では画質もよくなり、携帯電話にもついている。さらに、写真に限らず、化粧品の進化や、整形など、見かけを美しくする方法はたくさんある。しかし、写真写りや、外見の美しさだけにこだわらず、人と接してみることが大切だと思う。
 確かに見た目の美しさは、人間関係において第一印象を決定する大切なものかもしれない。美しいに越したことはない。しかし『自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない』という名言もある。人間として内面が充実していることは、見た目よりもはるかに重要なことだと思う。 

   講評   sugi

 あれ? 課題フォルダではなく、ホームページのほうを見て書いてくれたのかな? これは第二課題(リンゴ2)の長文だったね。でも、せっかくがんばって書いてくれたので、8.3週はこれで評価を入れておきます。
 二つの方法は、ヒントからの引用だね。この場合、(ヒントより引用)とただし書きを入れておきましょう。
 第二段落は、もう少しボリュームを出すとしたら、どんな話を入れたらよいかな。たとえば、化粧でいくら美しくなっても、化粧を落とした瞬間にその美しさは消えてしまうというような話。そうすると、第三段落のプリクラや化粧品の話は、こちらに入れたほうがよさそうだね。
 次の第三段落はどうかな。「先入観なしに人と接してみる」ということで、見た目の印象とつきあってみた印象が異なった例などを挙げてみるといいね。
 課題をうっかり間違ってしまったけれど、何とか八月は全部提出できました。進級テストの準備は進んでいるかな? 合格めざしてがんばりましょう!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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