国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   イット!?革命の彼方で   JR倒壊

 電気的な通信手段が、擬似現実を高度に可能にしてきた。しかし、情報という擬似現実は変形されたり加工されたものであるため、人々が同じ方向を向けさせられるかも知れない。現代は、その意味で、「他の世界」が実ははなはだ見えにくい時代だ。世界中に情報がいきわたることで世界が狭くなっていくと、情報の錯綜により真実がわからなくなることが予想される。
 それを防ぐ対策の一つとしては、情報の中にある真実を見抜いたり、実際に事物に触れ体で体験をすることが挙げられる。「百聞は一見にしかず」という言葉を実行すべきだ。例えば、ネットショッピングというものがある。電化製品なんかだと、外見を見るための写真や、規格、画面や本体のサイズ、重量、付属品、等々が載っている。だが、写真で見るものと実際目で見て触れるものにはかなりの差があることが多々ある。だから私は、できるだけ実際に見ることを心がけている。実際に体験することはどんなことにおいてもやったほうがいいと思う。
 もう一つの対策は、情報の真偽を見抜くチェック機構を設立することだ。まず、マスコミへのチェック機構をつくるべきだ。ニュース番組では連日、ラーメン特集や、デパ地下特集をやって、レポーターが全部を無責任に「すごくおいしい」などといっている。先日、入り口に「テレビで紹介されました。」と書いてあるすし屋に行った。全然おいしくなかった。ただ単に、ネタがでかいだけで味は二の次って感じがした。こんな店を紹介しながら責任を取らないテレビ局はどうしようもない。(元からまったく期待はしてないですが)こんな偽情報を流すテレビ局に対する調査機構をぜひとも設立してほしいです。
 たしかに、インターネットや様々な科学技術により世の中は便利になり、擬似体験をできるようにし、文明を発達させてきた。しかし、体験とは目で見て感じることではなく、手で触れ、体で感じることをさすものだ。だから、テレビ局などの情報を「へぇ〜、そうなんだ。」などと鵜呑みにせずに、一度でいいから疑ってかかることが求められている。

   講評   kira

 JR倒壊くん、こんにちは。進級テストは、見事に合格です。パソコン送信の方法に変えてからぐっと得点が伸びましたね。毎回細かい評点が出ることが推敲の材料になってるのでしょうか。私は個人的に手書きよりワープロ入力のほうが文が練れてくる気がします。思い付きをメモっておくのは手書きなんですけれどね。
 予測問題、それを回避するための対策・実例とうまく書き込んでいきました。進級テストの目標字数はクリアしましたが1200文字を目指すとするとあと400字で挑戦したいのは、実例の部分を社会的に縦横に拡張することかなあ。
 体験重視の実例ではネットショッピング、マスコミの嘘ではおいしい店紹介の例を挙げました。どちらもユニークで説得力があります。私も失敗談があります。この双方に、さらに大きな話題もくっつけていこう。首相が各国を訪問することとかマスコミの戦争報道とか。
 最後のまとめでは「鵜呑み」にすることの危機について再度ふれておきましょう。
 「調査機構をぜひとも設立してほしいです。」→「・・・ほしい。」お願いであっても常体でね。
      

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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