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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   個性色々オランダチーズ   ウサリン

「モグモグ」 
 私は、日本で言うと春真っ盛りの時にここ、オランダに来た。私は、オランダでの生活なにもかも、初めてだったので色んなことを思った。例えば、「飲食類は美味しいだろうか?」とか。
だから、今日私は、『オランダの食べ物』について調べたいと思う。
 オランダは、主に酪農がさかんで、乳牛がたくさんいる。つまり、乳製品が美味しいということだ。私のお母さんの友達の友達が言っていたそうだが、日本に帰ったとき、その人は、
「まるで、プラスチックみたいだ。」
と言っていたそうだ。確かに私もそう思う。確かにチーズだが、必ずほとんどが同じ味だ。
だが、ここオランダは、色々なチーズがある。そのチーズを紹介しよう。
 たとえば、よくねずみと一緒にマンガに出てくる、大きな穴があいたチーズ。私は、「本当にあるのかな?」と思ってオランダに来たら確かにあった。まるで、ねずみがかじった後のようだった。
 酪農がさかんなため、オランダ人は、みんな背が高い。私の身長は135センチ。オランダ人は、私の背の1,5倍くらいある。そのため、私が夏に水泳教室に行ったとき、プールの水深は
なんと、最大で5メートル!!私の足がとどいたのは、1番浅い1,5メートルだ。どうして、そんなに深いかぎもんに思った私は、長いことオランダに居るピアノの先生に聞いてみた。やはり、背が高いからだそうだ。また、とても高いところからやるので頭をぶつけそうになってしまうオランダ人もいるそうだ。私は、「なるほど〜。」と思った。
 私は、これらのチーズの変わった味がとても好きだ。これからも、1種類のチーズをずっと食べるのではなくて、色々な味のチーズにチャレンジしてみたい。また、「こういうチーズを日本で売ってくれたら良いな。」と思った。
                

   講評   yuu



「モグモグ」の会話文で始まりますが、その直後に食事中の話題がないので、「モグモグ」が生きてきません。ここは思い切って、次の文章から作文を始めることをおすすめします。会話文・音などで作文を始めるのは、印象的な書き出しを強調するテクニックですが、次からの文にうまく生かされていなければなりません。


「私は、日本で言うと春真っ盛りの時にここ、オランダに来た。」 → とてもきれいな一文ですね。「言うと」は平仮名に直してみてください。かなちゃんがオランダに言ったとき、そのときの情景が「日本」・「オランダ」の言葉をじょうずにつかってかっこよく美しい文になっていると思いました。とてもじょうずですよ! ステキな書き出しの一文だと思います。
チーズのお話から、酪農のお話、そしてオランダ人のお話、ここに文化の特徴などを折り混ぜてくれています。色々な要素がつまった内容の濃い作文になっていますね。

▲直してみましょう!
「オランダでの生活なにもかも、初めてだったので」 → 「オランダでの生活のなにもかもが初めてだったので」(小さな助詞を二つ加えてあげます。)


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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