低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
1番の意味 えなゆ
「パチパチパチ」また1番になったので、メダルと賞状をもらった。(書き出しの工夫)
私は、塾で1番を取ったことがある。その時はとっても嬉しかった。だがよく、1、2位をとるようになると、嬉しいけど、プレッシャーを感じるようになった。皆には、羨ましがられたり、すごいと思われたりするけど、この気持ちは、分からないと思う。だから今度から、気楽にテストを受けたい。
私のお母さんは、マレーシアの学校でよく1番になって、本をもらっていたそうだ。でも、まるで風船みたいにきゅうに疲れて、勉強をするのをやめてしまったそうだ。だからお母さんはよく無理しないでねなどと言うようになったんだと思う。
私は、前の学校で計算が1番早かった。でもこっちの学校に来てからは計算はクラスで5番くらいになってしまった。だからこれからは、もっと、自分の計算に、磨きをかけたい。そして、クラスで1番になりたい。
私のお姉ちゃんは、区で1番を取ったことがある。それ以外にも、市で5番などいろいろとすごい成績を収めている。私はスポーツは苦手なので、お姉ちゃんがとてもすごいとおもう。なので私もお姉ちゃんをみならって、スポーツを得意にしたい。
私のお父さんは、今1番いい先生だ。たまにお父さんの仕事を手伝って、お父さんの成績を見たりすると、目に付くのは、4や5ばかりだ。それに授業の前ゲストを呼んだりしていて、とてもがんばっている。1番の理由は、仕事をしている時、生き生きしていると言う事だ。お父さんは、生徒の心をがっちりつかんでいるのだと、わかった。わたしもこんな、イキイキできる仕事を探したい。
私はこの作文を書いてみて、1番には、いろいろな意味があることが、わかった。
講評 jun
拍手の音での書き出し、工夫しましたね。塾のテストで一番を取ったとはすごいなあ。そのときのうれしい気持ちも想像できますが、何度も取るようになるとプレッシャーを感じるという恵美ちゃんの気持ちもよくわかります。マレーシアの学校でよく一番を取っていたお母さんは、恵美ちゃんの気持ちがわかるからこそ、「無理をしないでね。」とおっしゃるのでしょうね。
卓球で一番になったお姉さん、一番いい先生であるお父さん、恵美ちゃんはそんな家族からいろいろなことを学んでいるのですね。
「一番にはいろいろな意味がある」とはそのとおりだと思います。これからも、プレッシャーに負けず、ここぞというときに一番を取れるようにがんばってくださいね。
作文テストは合格です。おでめとう! 721字とはよくがんばったね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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