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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然との共存   プー

ラップランドの森は、この夏のわずか数か月の間に、あらゆる草木が一気に芽吹き、花開き、萌えるような緑に包まれる。ラップランドの夏の森は、まさにすべての生命によって奏でられる地球交響曲のコンサート会場といった雰囲気であった。私は大自然の中でシンフォニーをともに奏でる演奏者のひとりとなるのか、それともそのシンフォニーに耳を傾ける観客のひとりなのか。森の本当の美しさは、嗅覚・聴覚・触覚など五感のすべてが解放されてこそ初めて見えてくる。私が感じるかゆさもまた森が奏でるシンフォニーの楽音の一つなのかもしれない。そう思うと、風や匂いや音に感覚を研ぎすます余裕も生まれた。私は、全ての生命が助け合って生きていることに気がつけることの出来るような人間になりたい。                                    
 そのための方法としては第一に自然と共存していくことである。私が小学五年生だったときに学校の五年生になると春に学校の恒例行事の野教室が市の少年自然の家であった。キャンプファイヤーやウォークラリー・カレー作りなどの行事があった。その中には先生たち指導の元に自分たちでテントを作った。そして夜はそのテントで止まることになっていた。いくら春といえどももう夏は近づいてきているので蚊がテントに迷い込んでいた。普段私たちにとって蚊は害虫である。しかし私は自然とたくさん触れ合っていたので自然と共存していた。だから私はその蚊が耳元でうるさくしていても刺してきてもなんとも思わなかった。そのときに私は蚊に刺されたりするけど自然と共存していくことはとても素晴らしいことであると思った。だからそのための方法としては第一に自然と共存していくことである。                                  
 そのための方法としては第二に地球を一つの生命として今までの自然破壊を改めて大切に守ろうとすることだ。今私たちはいろいろな自然保護活動をしている。例えば自然保護協会(NACS−J)での活動である。自然保護協会(NACS−J)ではこんな活動を している。海辺の生態系を守るとした目的で行っている沖縄島ジュゴンと海草藻場の保全
等さまざまな活動を行っている。しかし私たちはこのような運動にはなかなか参加できないと思うので身近なところから環境を改善していけばよいと思う。だからそのための方法としては第二に地球を一つの生命として今までの自然破壊を改めて大切に守ろうとすることだ。                                   
 確かに蚊やハチ・ブヨなどは、私たちにとっては害虫であり大スズメバチに刺されると大事にこともある。快適な暮らしのために開発することも必要だ。しかし「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、全てそれなりの理由がある。」という名言があるように私は、全ての生命が助け合って生きていることに気がつけることの出来るような人間になりたい。

   講評   hota

 まず、満点で、進級テスト合格です。おめでとう。いつも通り、よく書けていました。 要約は、「私は大自然の中でシンフォニーをともに奏でる演奏者のひとりとなるのか、それともそのシンフォニーに耳を傾ける観客のひとりなのか。」は省略します。なぜかというと、これは問題提起の部分で、他に結論が述べられているからです。要約では、結論だけを入れればいいですね。「私が感じるかゆさもまた森が奏でるシンフォニーの楽音の一つなのかもしれない。そう思うと、風や匂いや音に感覚を研ぎすます余裕も生まれた。」は、「もし森が奏でるシンフォニーを聴きたいなら、どうしてもその森の一員として、隅っこにでも加えてもらわなければならない。」の方がいいかな。
 あとの、複数の方法、反対意見への理解、名言の引用、生き方の主題は、すべてとてもよくできていました。体験実例・社会実例の入れ方も、そしてそれらの例と主題の結び付け方もよかったです。
 全体に、とてもよくまとまって、うまく書けていると思います。79点という森リンの点数も、なかなか高得点でしたね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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