国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然を大切に   りんご

映画「地球交響曲」のシナリオハンティングのため、フィンランド北部ラップランドの森を歩いた。ラップランドの夏の森に一歩足を踏み入れると、まず最初に出迎えてくれるのは、美しい若葉の緑でもなく、色鮮やかな草木でもなく、実はおびただしい数の蚊やブヨの大群なのだ。写真で見た風景の美しさにひかれてこの森にやってくる都会からの旅人たちは、まずこの洗礼を受けることになる。森の本当の美しさは、嗅覚、聴覚、触覚など五感のすべてが解放されてこそ初めて見えてくる。もし森が奏でるシンフォニーを聴きたいなら、どうしてもその森の一員として、隅っこにでも加えてもらわなければならない。
私は、自然の中に溶け込める生き方がしたい。自然に危害を加えず、自然を大切にしてゆきたい。
自然の中に溶け込めるようにする第一の方法として、自然を破壊しないことが大事だ。最近は、平気で川や海にゴミを捨てる人が多い。ちょっと我慢して、ゴミ箱に捨てればいいだけなのに、こうゆうのはいけないと思う。でも私も人のことばかり言えないのに気づいた。この前、私はガムを排水溝に捨てた。いちいち紙に包んで捨てるのが面倒だったので、ついつい捨ててしまった。これも、自然を汚しているのには変わりない。小さな自然破壊でも自然破壊は自然破壊なので、そうゆうのはやめて自然を大切にしてゆきたい。
あとは、ゴミを少なくするためのリサイクルするというのも大事だ。ペットボトルで置物を作ったり、ジュースの缶でペン立てを作ったり。小学生の時、よく夏休みの宿題でリサイクル工作を作っていたので、よく覚えている。あまり上手く作れなかったが(笑)一生懸命作ったペン立てには、価値があると思う。
確かに、人間の便利なように生きるのもいいが、やっぱり自然は大切にしなくてはならない。木や水や空気がないと、私たちは生きていけないだろう。「良い友人を得たければ、まず自分がよい友人でなければならない」という名言があるように、自然をキレイにするには、まず自分が自然を汚さないようにするべきである。自分が自然を汚しているのなら、自然がきれいになるはずがない。私は、自然を大切にし、そして自然に感謝しながら生きていきたい。

   講評   kiri



 こんにちは。今週は進級テストでした。

<主題> 第一段落は、きれいに要約ができました。それに続けて、いつものように生き方の主題を示すことができました。「自然に溶け込める生き方」は理想かもしれないね。

<構成> 方法が二つ書けました。一つ目を「第一の方法は」としたので、二つめも「第二の方法は」とそろえるといいね。

<題材> 日常生活の中で、知らず知らずのうちに自然を汚している例とリサイクルをした思い出。どちらも自分の体験例を書いたことから説得力のあるものになりました。

<表現> この名言はよかった。自然と仲良くやっていくにはまずは自分がその努力をしなければならないということだね。

 今回はいつも以上にそれぞれの項目について意識できたのではないかと思います。各項目とも、余裕を持ってクリアできたね。字数も十分です。進級テストは文句なく合格です。おめでとう!
                  

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