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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   たくさんの癖   アッキー

 「またにらんでる! そのくせをやめなさい!」
この会話でわかっただろう。私にはみんなと同じでたくさんの癖がある。数えきれないくらいある。この会話でわかるように、一番悪い癖は、いやなことがあったらすぐにらんでしまうことだ。私がにらんでいるときは、まるでにらめっこの遊びをやっているみたいだ。誰も笑わないし、皆私をにらみ返す。にらんでいるときに、母から
「今にらんでいるよ。やめなさい。」
といわれるが、急ににらむことをやめられない。だから、今一生懸命なおそうと頑張っているんだが、くせになったものはなおしにくい。もちろん、自分ではやめようと努力しているがやはり癖になってしまったのでやめられない。
次は、私に前あった悪い癖(?)の話をしよう。それは、母と私が話をしているときのことだ。私は、話の途中や最後のどちらかに必ず「ね」をつけるのだ。このことを例文で書いてみると、
「今日ね、学校でね、テストがあったんだよ。」
ということになるにだ。この癖は、私が三年生の時にできたものだ。今から思えば、とても変わった癖だったと思う。しかし、「ね」のことをすっかり忘れているうちにこのくせがなくなった。そのかわりに、にらむ癖がついてきたのだ。わたしはこのことで、一つのことに気がついた。それは、人間の癖はなくならないということだ。つまり必ず一つの癖はあるということだ。きっと皆もそうだろう。
私は、母に母の癖は何かと聞いてみた。母は、
「今は思い当たらないな。ありそうなんだけれど、パッといわれるとなかなかこたえにくいな。」
といっていた。人には癖がたくさんあるがなかなかおもいあたらない。よっぽど悪い癖で、注意されない限り癖はわからないのだろう。そして、その悪い癖というのは私の場合すぐにらんでしまうことだろう。(笑)
  癖は人間にとっていいものなのだろうか。私はこの作文を書きながら疑問に思う。癖とはいったいなんだろうか。くせはなんのためにあるのだろうか。

   講評   jun

 アッキーちゃんに人をにらむくせがあったとは知りませんでした。(笑)「まるでにらめっこの遊びをやっているみたい」というたとえもおもしろいね。一度ついてしまったくせは直りにくいというのはよくわかります。でも、話の途中や最後に「ね」をつけるくせはいつの間にか直ったようですね。
 くせというのは、自分ではなかなか気づかないものかもしれません。でも、「なくて七癖」というくらいですから、きっと誰にでもあるものなのでしょう。

 9月から、またパソコンをにらみながらがんばっていきましょう!
                                

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