低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ぼくの嬉しかったプレセント えけせ
ぼくがうれしかったプレゼントは、プラレールでした。プラレールというのは、プラスチックでできたレールや踏切などをつなげて、その上を電池で動く電車を走らせて遊ぶものです。
最初、ぼくは、プラレールを少し持っていましたが、幼稚園の年長のときの誕生日に友達に貰ったものがとても嬉しかったです。そのときに、欲しかったいろいろなパーツを少しずつみんなから貰いました。4人の友達のお母さんが相談して重ならないように、僕の持っていないパーツを買ってプレゼントしてくれたのです。コンビニや、トンネルなどを貰ったときは、「おお、コンビニや」、「トンネルだ」とか思いました。そのときは、一度に4つも貰ったのでとても嬉しくて、よく遊んでいました。それから、ぼくは引っ越ししたけれど、それで遊んでいるときにその友達のことを思い出しました。
そのプラレールは、ぼくが5年生のときまで持っていたけど、神奈川県に住んでいるいとこにあげました。そのいとこもぼくが友達を思い出すように一年に一度しか会えないぼくのことを思い出すのかなあ・・・・。
講評 kira
周平くん、こんにちは。インターネットですばやい送信でしたね。さすが中学生。
はじめての作文は「うれしかったプレゼント」というテーマでした。なかなか思いつかなかったようでしたが、プラレールなのね。先生もたくさん集めているお家を見たことがあります。ひと部屋が列車の世界になっていました。精巧に出来ていて大人が見ても夢中になりますね。
ちょうど集め始めた頃にもらったプレゼントがうれしかったんだね。「4人の友達のお母さんが相談して重ならないように、僕の持っていないパーツを買ってプレゼントしてくれたのです」というところに贈り主の真心がこもっていますね。
ここで、周平くん自身がどのようにプラレールの魅力にとりつかれたのかとか、どんどんほしくなった気持ちも書いてみると、さらにひろがるね。、「おお、コンビニや」、「トンネルだ」というセリフを挿入したのはとてもいい。生活文の部分では人の会話や表情が見えてくると生き生きしてきます。
「そのいとこもぼくが友達を思い出すように一年に一度しか会えないぼくのことを思い出すのかなあ・・・・。 」という部分に周平くんはプレゼントのもつ意味を表したのですね。贈り主の気持ちと贈り主の思い出をいつまでもとどめるものだということですね。ここは、このラストのあとに、意見をまとめた文をつけたしておくといいでしょう。
「です・ます」の敬体の文でたいへんソフトないい文章になりましたね。今後は中学生で意見文を練習していくといいと思います。「だ・である」の常体の文体で挑戦してみよう。
長文の音読が出来た日の日数を一週間分最大7日で「自習」の空欄に記入して送信してね。
次回も題名課題の文章でいってみよう。課題フォルダにもありますが「私の家族」「私の長所短所」などで書けそうなものを選んでおこうね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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