低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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挨拶の必要性 うては
ことばは伝達の手段である。でも他人に伝えたいことがないのに、知ったもの同士が出会って確認として挨拶をするのも機能の一つである。それによって人間と人間の間に出来る摩擦が解消する。「おはよう」と「さようなら」の挨拶のほかにもいろいろ社交的機能において使われる。たいていの無駄話や世間話事態は価値がなく、一見無意味と思われる言葉を交わすことによって、人間関係を円滑にする効果がある。新しい言語表現が浸透しつつあるけれど、それが美しい言葉になるほどの洗練には至ってはいない。互いに傷つけるつもりはなくても、言葉は他人の心を傷つけることもある。摩擦やトラブルをなくすためには、潤滑油としての言語がもっとも有効である。新しい社会的緊張に対処するには新しい社交語、挨拶語が必要である。僕は潤滑油としての言語があったほうがいいと思う。<<主題>>
その一つ目の理由は摩擦やトラブルをなくしてくれるし、今の社会の摩擦をもっと解消してくれるからだと思う。知っている人と急に出会って、挨拶をきちんと言えなかったときは、人間関係が悪くなったり、自分の心も傷つけれしまう。そんなときに潤滑油としての言語があったら有効である。<<題材>>
二つ目の理由は潤滑油としての言語は、みんなを今までよりもコミュ二ケーションができると思う。それは摩擦を解消させる一つの手段だから、みんながもっと気持ちよく話せて、もっとコミュニケーションができる。そうしたらみんながもっと仲良くなると思う。<<表現>>
言葉の潤滑油としての役割はいいと思うが、悪い点もあると思う。例えば世間話ばかりしていると、仕事が進まず、社会によくない。でも僕はやっばり潤滑油としての言語を使ったほうがいいと思う。そうしたら潤滑油を用いないよりは社会にプラスになると思う。僕はこの社会に残っている人間と人間の間の摩擦をまず解消していったほうがいいと思う。<<主題>>
講評 mugiko
電話で話したときとは主題が逆になっているけれど、こちらのほうが良いと思ってくれたんだね。とてもいい意見文に仕上がっていますよ。 私も「言語の持つ潤滑油としての働きを大切にすべきだ」という意見に賛成です。人は言葉を交わすことによって、人間関係がとても円滑になるように思います。翔一君も普段から私に話しをしてくれているとき、そういう気持ちを大切に話してくれていると思っていたので、「主題を反対の意見で書く・・」と電話で聞いたときは本当のことを言うと、少し悲しかったのです。でも、送ってきてくれた作文を見ると・・!? とてもとても嬉しく思いました!!
毎回項目をしっかり入れるよう努力してくれているので、意見文がどんどん上手になっていると思います。
「反対意見への理解」はいつも的確で納得できる意見が書かれていて素晴らしいです。
第4段落の最後のまとめ方も主題を強調しながらきちんと自分の言葉でまとめられているのでとても良いです。ここに引用が入ればもうパーフェクトです!!
長文は何が書いてあるかわかりにくいここともあると思うけれど、いろんな文章を読むうちにだんだんと慣れてくると思うので、がんばってください(^0^)
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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