国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2566 今日977 合計3543
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   役に立たないもの   アッキー

噴水は、飲めない水である。浴びることの出来ない水である。しかも、その水はただそこを循環しているだけであるから、何ものをも潤さない。パリのエッフェル塔の近くの噴水でも、この夏人々が水浴びをしていたから、間もなく彼等も、もし文化的に向上したいなら、「もっと役に立たないもの」を、どこかに出現させなくてはいけなくなるであろう。「金を受け取らない乞食」なだというものが、どこかの街角にうずくまることになるかもしれない。電気仕掛けの細工をしたりしているのは、きっと見ているものを楽しませようとする工夫であろうがあれも噴水の真に噴水たるものを見えにくくさせる。噴水は、ただ水を噴き上げていればいいのである。
 私にも似た話がある。例えば、レストランなどがそうである。私がいったのは、カッパ寿司と言うおすしやさんだ。このおすし屋さんは、レストランと同じように音楽をかけている普通の店だ。しかし、私は一つここでびっくりした。私がびっくりしたのは、お皿のデザインでお金を決めるということだ。お皿の上のものなどは関係ない。私はとてもびっくりした。しかし、お皿のデザインはとてもきれいで食べているときも少し高級なレストランに来た気分だった。まるでホテルで食べているような感じだった。
 私は母に聞いてみた。私たちの身の回りで役に立たないと感じるものを。母は、
「役に立たないものはね、色粉(着色)だとおもうよ。人間の体に悪いとわかっていながらなんで使うんだろう(作るんだろう)。きれいに見えるかもしれないけれど、帰って気持ち悪いよ。」
と言っていた。いわれてみればそうである。私たち子どもにとってはきれいでおいしそうに見えるかもしれないが、けっきょくは体に悪いものなのだ。
 噴水は人間にとって、安らげてくれるものなのだ。きっと、最初に書いたように、噴水はただ水をあげて私たちをおち着かせていてくればいいのだと感じる。これからも噴水を見て落ち着いて行こうと感じる。

   講評   jun


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)