創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   イギリス人は犬を躾ることが   すし

イギリスの犬は、家の中で不必要にほえたてたり、騒いだりしない。散歩をする時でもすごくおとなしい。だが、これに比べると、日本の犬は、家の中で、騒いだりしている。散歩の時も、犬を連れた日本人同士が出会うと、ほえたり、跳びかっかたり、犬に引かれて小走りになる人も多い。なぜ、イギリスの犬と日本の犬は、こんなにちがうのか。日本人にとって犬はそれ自体自由な自立的な存在なのである。イギリスの家畜は、人間が完全に支配すべき、それ自身は自立性を持たない存在と考えている。
近所にこんな犬がいる。犬がすんでいる庭の前をだれか通っただけで、なんにも犬に悪さをしていないのに、通った人にほえまっくっていた。また、ある犬が散歩をしている途中、ほかの雑種の犬がその犬の前を通っただけで、いきなりかけより、とびついてほえていて、何分か立ち止まってにおいをかぎあっていた。飼い主は、しかたなく犬といっしょに何分か立ち止まってあげていた。日本でイギリスの犬を見たことがないので、犬がどんなふうに静かにしてるか分からない。しかし日本の犬もかしこい犬がいる。ドックショー(犬のけなみや、形、おとなしさ、をきそう大会)に出る犬はしごくおとなしい。ドッグショーに出る犬はたいがい不必要にほえない訓練を受けている。何人かのシンサインの人になでられたり、顔や首のところをさわられても、すこしもほえない。盲導犬などもお行儀がよい。人間の一部とんなって行動しているからだ。イギリス人は犬の年齢が小さいころかきびしくしているので犬大きくなったらお行儀がいい。日本人の犬は、犬が小さくてかわいがりすぎるので、ついあまやかして、あとになったら、お行儀が悪い。こんな事を、「すぎたるは及ばざるごとし」と言う。     
 イギリスの犬と日本の犬とでは、自分は、イギリスの犬の法がよいと思う。イギリスの犬は、かしこいらしいので・・・・。それは、ご主人の言うことを、聞いてくれそうだから。 

   講評   take


<構成> 長文の内容はうまくとらえられていると思います。要約の前半部分はもう少し短い言葉でまとめられそうですね。電話で線を引いてくれたところを中心にまとめていけばよかったと思います。
<題材> 近所の犬の話や、日本でも行儀のいい犬の例として、ドッグショーの犬や盲導犬を取り上げてくれました。似た話がとても充実していますね。うまく話が展開できていると思いますよ。
<表現> 今回たとえは入りませんでしたが、ことわざを作文の中に入れてくれました。「すぎたるは及ばざるがごとし」ということわざは「やりすぎは、不足と同じである」という意味です。
<主題> 「わかったこと」がぬけてしまいましたね。この作文ならどんな「わかったこと」が入りそうか、また考えてみてください。
 かかった時間が100分ですから、だいぶ短くなりましたね。要約や似た話は電話で話したことを参考にしながら、これからもこのくらいの時間で書けるようにしていきましょう。

☆ 今回は少しタイプミスが目立ったので、気をつけましょうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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