国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   田舎と都会   ペンペン

 都会ではビルが沢山並んでいて、全く自然を見ない。機械などが発達して便利な生活をしようとしてビルなどが増えると同時に自然が消えていってしまった。
 僕は南足柄市という田舎に住んでいる。とても自然が多くしかしビルなど全く建たない田舎である。田舎は都会とは違い、空気がきれいでよいと言われている。ある時、親戚の人に招かれ都会に行ったら空気が汚いのがよくわかって息がしづらかった事もあった。僕の父は富士フィルムの社員です。学校でいつか見学に行ったとき、富士フィルムは空気がきれいで水がきれいな南足柄を選んで南足柄に来たと言っていた。富士フイルムではカメラを作るのに部品を再利用したり、使用した水を浄水場できれいにし、きれいになった水の中に鯉を買っていてきれいな水と解るようにしていた。このように再利用をしたり自然を汚さないようにしてきて田舎などの自然は守られてきたのだと思う。
 都会にもいいことはある。大きな大会やすごい設備には都会にはたくさんある。いつか都会でカーテンが自動で開いたりしただけで驚いてしまった。よく考えれば簡単に作れそうだが田舎には全くないので都会の方がいろいろと発達している。
 都会にも田舎にも良いところと悪いところがあるのなら都会と田舎が混ざった所がもっともよいのだと思う。だから僕は横浜がいいと思った。たまに横浜に行ったときなどにビルもあるけど木も多くすごいと思った。しかし、最近南足柄に越してきた家族は前まで横浜にいて、子供がいつもぜんそくでずっと治らなかったのが足柄に引っ越ししたとたん治ったと聞いた。自然の空気パワーはすごい物だった。しかし横浜でもぜんそくが起きるなら、もっと自然を取り入れた都会を場所を作って欲しい。昔テレビなどで見たことがあるが、東京の中に自然が凄い公園などがあり東京にいるのを忘れてしまうくらいの場所があるという。そのように自然を増やしていつか田舎と都会の混ざった世界があって欲しい。

   講評   sato

前半で、都市の現状はクローズアップできたと思います。「空気が汚いのがよくわかって息がしづらかった事もあった。」という体験談も印象に残りますね。ただ、「都市の自然のあり方について」自分の意見を書くという課題なので、都市の自然に関連づけていく必要があります。例えば「空気が汚い」という「現状」からは、自動車が多い、緑が少ないなどの原因が考えられるでしょうか。「問題点」は、後半で出てきますが健康に悪影響を及ぼすことにしぼってもいいと思います。他にもいろいろ考えられますが。対策はというと、例えばエコカーを増やすとか、ビルを建てる時は屋上は緑化しなければいけないとか…何かいいアイデアがありますか?「都会にもいいことはある〜」はいい反対意見への理解になっていますね。「都会にも田舎にも良いところと悪いところがあるのなら都会と田舎が混ざった所がもっともよいのだと思う〜」の中で、横浜を具体的に出したのはわかりやすいです。確かに、ビルもあるけれど木も多いですね。でも、ぜんそくの症状が起きるくらい環境は悪化してきているわけで、なんとかこれを食い止めなければいけませんね。樹木があると心がなごむし景色もいいのですが、個人で管理するのはとても大変です。特に高齢者にとって、高い木の手入れは危険です。これを市で援助してくれると助かりますね。「自然の空気パワーはすごい物だった。」というフレーズは、全体の骨子にすることもできるいい表現だったと思います。

「都市の自然のあり方について」は、2002年度の公文国際学園の課題でしたね。501字以上600字以内という条件はクリアできました。制限時間30分
の方は、どうだったかな?今はまだ時間内でなくても焦る必要はないけれど、タイマーなどをセットして書き始めてみたかな?4.2週の長文「里山を歩いていると」も読んでみましたか。それから、大まかに段落わけに目安を作るといいと思います。第一段落は現状と問題点。第二段落は原因。第三段落は対策。第四段落は、反対理解を入れながら一般化のまとめ、など。表記では、一箇所、「である、だ」で統一しましょう。「僕の父は富士フィルムの社員です。」→「僕の父は富士フィルムの社員だ。」

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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