国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   イギリス人は犬を躾けることが(感)   うるこ

イギリス人は犬を躾けることが(感) 
ベッカム
イギリス人は犬を躾けることが上手である。これに比べると日本人の犬は、こちらが恥ずかしくなるほどめちゃめちゃである。日本人は、犬、猫そして馬のような家畜を人間の完全な支配下に位置するもの、人間に従属する存在とはみなしていない。イギリス人は家畜とは人間が完全に支配すべき、それ自身は自立性を持たない存在と考える。
私は日本人が昔クジラを殺していたのがいけないと思います。クジラを殺すとクジラが絶滅してしまいます。クジラはただの動物ではなく人間にも環境にもよい事を
してくれます。例えば昔日本は食べ物がなかったのでクジラを殺して食べていました。これは、殺すのはいけないけど殺さなければ人間が死んでしまいます。だからクジラを殺す人達はちゃんとクジラの殺す数を決めていました。
クジラは人間のあまり売っていない洋服を作ってくれます。クジラを殺さないとこの洋服は作れません。だからこういう時はまた数を決めてクジラを殺しています。くじらはおしゃれのバックやポーチにもなります。雑誌にのっているモデルが持っているバックはもしかしたらクジラから作られたバックかもしれません。だからクジラをバックのために殺しています。
私はクジラを殺すのはいいと思うし、いけないとも思います。なぜかと言うと、クジラを殺すといろいろな便利な物が作られます。けれど、逆にたくさん殺すと絶滅してしまいます。なので、クジラを殺してよいのかわるいのかはよく分かりません。

   講評   hota

 ペンネームは「ベッカム」さんですね。さっそく、登録しておきます。サッカーが好きなのかな? 
 初めての感想文でしたが、がんばって書いてくれましたね。慣れるまで、感想文は少し大変かもしれませんが、慣れるとふつうにすらすら書けるようになります。すごく力はつきますから、チャレンジして下さいね。予習も毎日していますね。えらいです。予習もしておくと、感想文を書く時にも少し楽になります。この調子で、ぜひ続けていって下さいね。
 最初に長文から書き写しをしてもらいました。これは「要約(ようやく)」といって、著者の言いたいことを短くまとめる練習です。読み取りの力がつきます。次からは、自分でやってみてもらいます。だいじょうぶ、これも慣れれば簡単にできますよ。
 イギリス人と日本人の犬のしつけ方の話から、クジラの話を思い出して、書いてくれましたね。クジラの話は、何か本で読んだのかな。テレビで見たのかも。「私は最近、テレビでクジラについての番組を見ました。」などと書いておくと、もう少しよくわかりますね。
 クジラを殺すのはいけない、と言っているアメリカやイギリスの人たちも、ウシやブタは平気で殺して食べています。ウシはよくて、どうしてクジラはいけないのか? もちろん、どんな生き物も、むだに殺してはいけませんが……。クジラの問題は、「よくわかりません。」とベッカムさんが書いていたように、大人たちがさんざん話し合いをしても、いまだに結論が出ていません。私にも、どちらがいいのか、わかりません。じっくり考えていかなければならない問題ですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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