低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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「わたしより・・・」 むっちゃん
イギリスは犬を躾けることが上手である。家の中で不必要にほえたてたり騒いだりすることがないどころか主人と連れ立って散歩する時でも実におとなしい。日本人の犬は、跳びかかったり、ほえたり、大きな犬の場合など主人が押さえるのに苦労する。このようなはっきりとした違いは一体何が原因なのだろうか。イギリスは家畜とは人間が完全に支配すべき、それ自身は自律性を持たない存在と考えている。一口に言えば、徹底的な人間中心的動物観なのである。(構成・要約)
北海道のおばさんの家には犬がいる。名前はくんくんと言う。おばさんはくんくんを子供のようにかわいがっている。おばさんは人間が食べるものを口移しでくんくんにあげていた。いけないこととわかっててもかわいいからとやめられなかった。それで、くんくんが病気になってしまった。にんげんのびょうきになるいぬもいぬんだ。(表現・ダジャレ表現)今は食べさせるものに気をつけたり薬も飲ませている。(題材・体験実例)もしも、チワワじゃない犬だったら病気にはなっていたのだろうか。ちわわい。(表現・ダジャレ表現)
よくしつけられてるといえば盲導犬や聴導犬である。盲導犬は目が不自由な人のための犬で、聴導犬は、耳の不自由な人のための犬だ。どちらとも人の役にたたなければいけないから、しつける人もしつけられる犬も大変だと思う。だけどそれを乗り越えた犬だけが盲導犬や聴導犬になることができる。
ここまで書いたとき母がこう言った。
「介助犬もいるよ。」
ゆかに落ちた物を拾ったり、新聞を持ってきたり、ドアを開けたり、いろんな命令をこなすことができる。介助犬のことはよく知らなかったけど、人間の言葉が分かるなんてわたしよりすごいかもしれない。だってわたしは犬の言葉が分からない。(主題・分かったこと)
講評 kako
こんにちは、むっちゃん。上手に感想文が書けましたね。
★第一段落:要約を上手にまとめることができています。
★第二段落:ダジャレがさえている段落ですねえ。北海道のおばさんの家にいるくんくんは病気になってしまったのですか。むっちゃんがかわいがっていた犬ですね。本当にかわいがるということは、ペットが病気をしたりして辛い思いをしないように気づかってあげることでもありますね。病気になってしまったくんくんの様子など、「たとえ」で表現してみるとよいでしょう。
★第三段落:盲導犬や聴導犬は本当によくしつけられていますね。人間のいう事をよくきくように、また、人間を守ってあげるようにしつけられています。きびしい訓練を乗り越えられた犬たちだけが人間の手足の代わりとなることができるのですね。
★第四段落:犬の言葉がわからなくても、犬の気持ちは理解してあげようとすることはできますね。それをしたらその犬にとっていいことなのか、悪いことなのかは飼っている人間が判断しなくてはいけないのです。ペットをかわいがる、ということはどういうことなのか、もう一度考えてみてくださいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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