国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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    イギリス人の犬のお話を読んでみて   ウサリン

 翌年観測隊が、再び昭和基地を訪れたとき、2頭が生存していたのだ。殺されなくてよかったと隊員達は思っていたに違いない。人変本意、人間中心の家畜の始末法とは違い、ここでは日本人の動物処理法の方が勝っていたのである。少なくとも、犬の幸福を中心に考えればである。
わたしは、この話を読んで、「イギリス人はえらいな!」と思った。それに比べたら、日本は
「あまり良くない。」と思った。理由は、1つある。 
 それは、犬のしつけに関してだ。作者は、話の1番最初に、『イギリス人は犬をしつけることが上手である。』と書いてある。作者は、あまりにもしつけることがうまいので日本人に見習ってほしいということだとはわたしは思う。
また、文の後半の方にいくと、『家畜』という言葉がよく目にはいる。家畜と犬といえば、牧羊犬。牧羊犬とは、羊を、きちんと小屋などに連れていく犬だ。また、そういう犬は言うことをきちんと聞く犬でないと、羊をちがうところに連れて行ってしまう。だから、しつけが必要であることが書いてある。『ボーダーコリー』というとてもスタイルが良くてモデルみたいな犬や、『コーギー』という、胴長短足な犬が、牧羊犬に使われている。
 わたしは、犬が大好きだ。動物の中でも特に大好きだ。1番好きな犬は、『ミニチュアダックスフント』と、『ゴールデンレトリバー』だ。
 ミニチュアダックスフントは、ドイツが原産国だ。ドイツ語でミニチュアとは、小さい。ダックスとはアナグマ。フントとは犬。つまり、少し文の作りが変だが日本語に変えると、『小さいアナグマ犬』という意味になる。昔、アナグマ狩りに使われていた犬だ。 アナグマはの穴に入りやすいように、胴長短足というわけだ。
 ゴールデンレトリバーは、毛が金色だからゴールデンとついたようだ。『金』という言葉が
あると、なんだか王様みたいだ。
 わたしは、このお話を読んで、「将来、イギリス人みたいなしつけることがうまい訓練士になりたいな。」と思った。
  
                             

   講評   yuu

  

 かなちゃん、こんにちは。感想文、がんばりましたね!
 かなちゃんの大好きな犬の話題を作文の中心に書いてくれているところも良いですね。自分の知っている知識で「犬」についての情報や、感想を書いてみたり、作文のために調べてくれたりしたと思います。
 一つの作文を書くのに、多くの下準備(したじゅんび)をしてくれていることがわかります。話題作りがとても上手なところがかなちゃんらしいです。作文の中心を盛り上げる効果がしっかりと表れていますね。


 これから、かなちゃんがお勉強していく項目に「書き出しの結び」というものがあります。
 「書き出し」の言葉の意味はわかりますね。作文のはじめの部分のことです。作文の最初の言葉が会話文だったりする場合は、その次に書く本文に注目してください。また、感想文のときは、第一段落に要約を書くことが多いので、第二段落の最初のところに注目します。
 そこに書かれていること(気持ち)を、結び(作文の最後の方)でもう一度「主題」として表現するお勉強です。
 つまり、作文のはじめと終わりに、同じ文を書くことです。でも、まったく同じ文を書いては意味がありませんので、全部をそっくりに同じ文にすることではありません。

 実は、今日のかなちゃんの作文は「書き出しの結び」が上手にできている作品になりました。
 作文のとちゅうにはいろいろな話題が登場しましたが、きちんと最後には書き出しと同じ主題でのまとめの言葉を入れてくれました。
書き出し → 「イギリス人はえらいな!」と思った。
結び → わたしは、「将来、イギリス人みたいなしつけることがうまい訓練士になりたいな。」と思った。
 すばらしいです!!!


 ところで、かなちゃんの好きな犬の種類に「パピヨン」が入っていなかったのでが・・・(^-^) ずっと前に書いてくれた作文のことを思い出しましたよ〜

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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