国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本文化の大切さ   プー

このところ日本では花木や草花の名称が大変な勢いで外来語に置き換えられている。もともと気候風土の関係で、日本は植物の種類の豊富さにかけてはヨーロッパのどの国よりも恵まれていた。これに反し、花木や草花が決定的に少なかった英国では、当然の結果として固有の植物名が乏しく、したがって新たに植物に名をつけるときは、学問的なギリシャ語やラテン語に頼らざるを得ない。四季咲きと言えばだれでも分かるのにセンペルフロレンスとなると、ラテン語の知識のある人なら問題がないが、一般の人、殊に園芸愛好家の高齢の人には、何やら呪文めいて正しく発音することも難しい。日本人は「バラの花はどんな名で呼ぼうと変わりなくにおう。」というシェイクスピアのロミオの言葉を、日本人は改めて思い起こす必要がある。私は日本にある伝統を大切にしていきたい。
 そのための方法としては第一に日本の文化に親しみ持つことだ。私が小学生だった頃に地域のお年寄りと交流をするイベントがあった。そのイベントでは地域のお年寄りが竹とんぼや竹で作った水鉄砲の作り方、こまや将棋・剣玉・竹馬など様様な日本の古くから伝わる伝統的な遊びや物をいろいろ私の小学校で教えてくれた。私はこれらのかなで竹とんぼと剣玉を地域のお年寄りに教えてもらった。私は竹とんぼを飛ばしたことはあったが実際に作る機会がまったくなかった。見た感じではとても簡単そうだった。しかし実際に作ってみるとなかなかうまく飛ばなかった。竹馬ではなかなかバランスが取れずに転んでばっかりいた。そのときは地域のお年寄りは何でこんなに早く転ばずに歩けることが出来るのだろうと不思議に思った。だからそのための方法としては第一に日本の文化に親しみを持つことだ。                                  
 そのための方法としては第二に日本の文化を理解することを目的として教育を取り入れることだ。今私たちは常に新しいものうや外国の物の知識を吸収している。しかし日本の文化や歴史には尊い。私は日本の文化や歴史を見直して日本のよさを発見していくべきだと思う。だからそのための方法としては第二に日本の文化を理解することを目的として教育を取り入れることだ。                            
 確かに日本の文化ばかりを重視していると江戸時代の鎖国と同じ状態になり、文化の発展に影響を及ぼすことに鳴ってしまうかもしれない。しかし「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という名言があるように、私は日本にある伝統を大切にしていきたい。

   講評   hota

 今回は、休み宿題でしたが、休まず早々に提出しましたね。感心です。今回も、全体の流れはしっかりと押さえられていました。電話での説明がなく書いた割には、構成もきちんとしていましたね。また、具体的な「体験実例」が入ったのがよかったです。方法の二はよいのですが、「社会実例」が見つからなかったかな。「反対意見への理解」に、江戸時代の鎖国のことが出ているのは、面白いですね。ここをもう少しくわしく書いて、方法二の方に「歴史実例」として書くとよかったかもしれません。
 今回、元の文章が短かったので、かえって要約は難しかったでしょう。少し、例の部分に惑わされてしまったかも。最初の一文、「このところ日本では花木や草花の名称が大変な勢いで外来語に置き換えられている。」のあとに、「このような現象の背後に、絶えず新しさを求め続ける日本人の積極性を認める人がいるかもしれない。」「新奇さを求める心が一概に悪いとは言えないが、この園芸の分野に見られるような、行き過ぎた外来語の流行はやめてほしいと思う。」の二文を入れるだけで、今回は簡潔な要約となります。この三文で、著者の言いたいことはわかるでしょう? 
 名言の引用もよかったです。細かいタイプミスはまだありますから、注意。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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