国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   世界と日本   あとえ

 近代体育は、軍事教練として始まった。身体の近代化を推し進めたのは生産第一主義であった。社会が生産第一主義から消費第一主義へ移行したことにより、生産はより豊かに、より楽しく、より美しく生きるために行われると考えられるようになってきた。
 社会全体の仕組みに、日本社会の仕組みが追いついていないのが問題だ。
 その原因として、日本人の意識の中に我慢することが美しいという意識があることだ。学校に通っていれば、必ず誰もが絶対にしたくないことをしなければならない場面に遭遇する。たまに理不尽に押しつけられたりすることもある。そういうとき、きっと誰もが文句一つ言わず嫌々その仕事を引き受ける。それで損することもたくさんあるが、日本人はだまって引き受けることを美徳としているので、「やりたくない!」とはなかなか言わないのである。これは、国連での日本の態度にもあてはまると思う。社会の時間に、日本は国連に多額の寄付金をしていることを知った。常任理事国よりも多額の寄付金をしているのに、非常任理事国である日本は権限がとても弱い。お金が全てだとは思わないし、日本が過去に犯してきた過ちを棚に上げているわけでもないが、日本はもっと強くでても良いと思う。他の国に言われたことを素直に認めるのではなく、もう少し意見を強く言っても良いと思うが、日本は美徳のせいか、あまり強くでない。そういう所で日本は、社会全体に遅れていると思う。
 確かに、今の豊かな社会を支えているのは量的に豊かな生産であるので、それを捨てることはできない。しかし、豊かな暮らしとは激しく競い合ってできるものではなく、協力しながら成り立たせていくものだから、競争よりも協調しながら個性を伸ばすべきである。

   講評   kira

 由希子ちゃん、こんにちは。10月から新しい教材になります。気分をきりかえて、がんばろう!


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