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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   信用の大切さ   ガンダム

   信用の大切さ
                           ガンダム

 じぶんは今まで、人から冷たい眼でばかり見られてきました。じぶんが通ると、人々はそら変なやつが来たといわんばかりに、窓をしめたり、すだれをおろしたりしました。ところが、この草鞋をはいた子どもは、盗人であるじぶんに牛の仔をあずけてくれました。じぶんをいい人間であると思ってくれたのでした。人に信用されるというのは、なんといううれしいことでありましょう。……
 そこで、かしらはいま、美しい心になっているのでありました。

 僕がこの話を読んで、一番感心したのは、かしらのわるい汚い心が美しい心になったことである。それは、牛の仔をあずけた子供のおかげだと思う。今まで、だれからも、嫌われていたかしらだけれど、初めてかしらを信用してくれた子供は、とても純粋な心の持ち主だと思う。そのきれいな心がかしらの心をきれいにしたのだ。

 もし、悪い心のかしらのままだったら、今まで嫌われていたから、他の人々に恨みを持ち、預けられた仔牛を平気で持ち帰って、お金に変えてしまうだろう。もしくは、殺して自分のお腹に入れるだろう。人に信用してもらうということは、人の心を変えてしまうのだ。
 
 僕にも似た経験がある。それは、作文のことである。僕は、二年生の時よく先生から作文の宿題を出されていた。そのときは、とても作文が嫌いで、提出することが、まるで地獄で釜ゆでにされているようにとても苦痛だった。(笑)

 しかし、四年生になり『言葉の森』に入った時から、なんとなく作文のコツがわかってきた。特に『自動採点森リン』で八月に書いた作文は、ベスト5中4位を独占した。それを見た、お父さんお母さんは、とても喜び、僕はそれ以上に喜んでいた。お母さんにほめられ、やる気満々。ものすごく作文が好きになった。9月も今は二位独占である。(自画自賛ばかりですみません。)

またインターネットで提出すると『プレゼントゲーム』があるので、ますます作文を提出することが楽しみになった。ゲームというと笑われるかもしれないが、僕の家には、ゲームが無いので、『プレゼントゲーム』はとても楽しみだ。

 
 僕がこの話を読んで、人は相手に信用されていると、その信用に答えようとすることが分かった。信用されていないと、悪いことも平気で出来たり、頑張ろうという気持ちも無くなるだろう。だから、僕も人を信用する気持ちを持ちたいと思う。そして人からも信用されたいと思う。

   講評   siro

 今週送ってくれた悠吏君の作文を読んで、先生はとても嬉しくなりました^^。『自動採点森リン』で作文に自信を持ってくれた悠吏君。相手は機械なだけに、嘘偽りはありません。公平な基準によって点数を出しているのですから、それで良い点数を毎回出しているというのは、悠吏君に真の実力がある証拠です。今回の作文も含め、9月はベスト5中3位まで独占しました。これは本当にすごいことですよね。
<評価>
 「人から信用されること」をテーマに書いてくれました。「そこで、かしらはいま、美しい心になっているのでありました。」という文を入れ、テーマにそった要約ができました。また、にた話である作文のことも非常によく書けています。小学校二年生の頃の、「まるで地獄で釜ゆでにされているようにとても苦痛だった」というたとえの文もよいですね。「地獄の釜ゆで」とは恐ろしくて想像することすらできませんが、それほど辛かったのですね。最終段落では、「自分が信用されるだけではなく、人のことも信用したい」という発展性のある内容で締めくくることができましたね。今週は電話指導がお休みでしたが、課題文もしっかり読み取ることができていますね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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