創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   長所と短所   ケイちゃん

 「長所」とは、いったい何だろう。そこで、「長所」の意味を、国語辞典で調べてみた。調べてみると、人やものの優れている所。と書いてあった。では、「短所」とはいったい何だろう。「短所」も国語辞典で調べてみた。そこには、人の性質やものの性能などのおとっている点とかいてあった。短所と長所の意味がわかったところで、改めて自分の長所と短所を考えてみる事にした。いろいろと考えてみたが、考えれば考えるほどわからなくなってきた。長所を考えても、らちが明かないので、短所を先に考えてみる事にした。
母に僕の短所を聞いて見ると、僕の短所は、気が弱いところだと言っていた。なぜ気が弱いのが短所かというと、人に何か言われたときに、それを気にして、言われた事が気になって気になって、しかたがないからだ。気にしてしまって、他の勉強が手につかなくなる。僕は、今まさにそうなっているときだ。僕は、自分の短所を気にした事がなかったので、母から聞いたことをもとにして、自分でかんがえてみることにした。
 考えてみると、僕にはハングリー精神がないことに気がついた。前に、母と話していた時に、オリンピックのメダルの褒賞金の話になって、日本の褒賞金ではなく、外国の褒賞金の話になり、
「どこの国か忘れたけど、どこかの国は、金メダルをとったら、一生暮らせるだけの褒賞金があるから、そこの国の人は、ハングリー精神が強いんだって。」
といっていた。僕には、そのハングリー精神がないのだ。受験だって、絶対合格してやると言うハングリー精神がないと合格できない。
 長所は、いまだに思い付かないので、母に聞いてみることにした。母に長所となぜそれが長所なのかと言う理由も聞いてみた。僕の長所は、「頑張りや」なところらしい。理由は、あれこれ言いながらでも、勉強を続けているからだそうだ。
 人間にとって、短所と長所とは、離れたくても離れることの出来ないものだと思う。つまり、短所があれば長所があって、長所があれば、短所があるということだ。ぼくは、短所をなくそうという目標をたてても無駄だとおもう。

   講評   mako


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