国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本の園芸   いふめ

 このところ日本では園芸が大はやりであるが、花木や草花の名称が大変な勢いで外来語に置き換えられている。旧来の日本の花の名は美しく風雅なものがほとんどであるのに、たとえば彼岸花の類はリコリス、胡蝶蘭はファレノシリプスといった具合に、年ごとに言い換えの数が増えていく。彼岸花ならば、花の咲く季節との関係でだれにでも分かりやすいのに、それをどうして呼び換える必要があるのだろうか。僕は日本古来のものを大切にしていく生き方をしたい。
 そのための方法として第一に日本古来からあるものに触れて楽しむことだ。今は竹とんぼやこま、百人一首など昔から日本にある遊びをする機会が少なくなっている。やってみれば面白いものもやる相手がいなかったり、場所がないので出来ないのは寂しい。だから、学校などの場所で子供達に教える機会をもっと増やすべきだと思う。自国独自の遊びをするのも文化を守ることに繋がると思う。僕の体験では中学校の頃に国語の授業で百人一首をやり、体育館を使って大会をやった経験もある。しかし、僕は上の句を読んでもらわないと札が取れないのであまり多くの札は取れなかった。(笑)
 第二の方法としては自国の文化を再確認する必要がある。今の日本では日常の会話の中に外来語が数多く含まれている。しかし、いざ意味を考えてみると意味が分からなかったり、変える必要もなかったりすることがある。これでは言語能力が下がってしまう。また部屋にカーペットを敷いてしまい畳や障子がなくなり、あっても部屋一つ分くらいである。全部を畳にする必要はないが日本独自のものをしっかり知る必要はある。
 確かに、外国の文化を取り入れることも大切かもしれない。今の日本は外国の文化を取り入れここまで成長することが出来たのは事実だ。しかし、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自信である。」という名言があるように外国の文化だけを見ていてはそれはもう日本ではない。自国をもう一度確認し、そこから今の日本に何が足りないのかを判断する。そうすれば日本は自国の文化を残したまま、より大きくなることが出来るかもしれない。

   講評   miri


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