国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本代表の果物   パフィー

 色づいたカキは日本の秋を彩る風物詩だ。カキこそは千年にもわたって日本人と共にあり、幾多の詩歌に詠まれてきた郷愁の果物といえる。幸か不幸か、カキは早生品種の開発が難しく、また「桃栗三年柿八年」といわれるように、育種に時間がかかり、その作期は今も昔もあまり変わっていない。さて、周知のようにカキには甘ガキと渋ガキとがある。昔の悪童たちは、どこの家のカキが甘いか渋いかを経験的に知っていた。甘ガキの品種も多いのに、そんな手間をかけてまで渋ガキにこだわるのは、とろけるような肉質が甘ガキでは遠く及ばない上に、寒冷地では甘ガキも温度不足で渋が抜けず、甘ガキの産地が暖地に限られているためだ。今も昔もカキは大勢の人々から甘ガキも渋ガキ愛されている。(要約)
 オレンジはオレンジでも熟した柿は、赤に近いオレンジ。しかし、まだ熟していない柿は黄に近いオレンジである。私の家にはついこの間までカキがあった。最初買ってきたばかりの時は黄に近いオレンジだった。でもその時は、果物(フルーツ)があまりなくて待ちきれず食べてしまった。それは、甘かったがとても硬かった。しかし、何日かして食べてみると硬さもちょうど良い軟らかさになり甘味も増していた。そして、新しい果物を買ってきてもうカキのことなんて忘れかけていたとき・・・。(一週間くらいたってから)食べてみるとカキはふにふにゃになっていた。それは、まるでスライムのようだった。しかし、それもスプーンでとって食べてみたら甘さは充分でとても美味しかった。甘ガキでも三つの楽しみ方が出来る。
 前というか今も良く見る光景だ。アニメ等で木の棒でよくカキを落として食べている最中見つかって追いかけられている所を見る。子供も人の家から勝手に取るほど好きだったのだろう。
 日本人にとってカキとは秋そのものであり日本の代表的果物だ。先んずればすなわち人を制すというように硬くても美味しいことは美味しいから先に手に入れることが大切であるということが分かった。これからもカキならではの味を大切にしていきたい。(書き出しの結び)

   講評   jun


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