国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2566 今日1947 合計4513
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   最近やっているスポーツ   悟空

「ポン・ポン・ポン」とぼくらは、ボールを打っていた。ぼくは、よくテニスをやる。いつもだいたい二人の友達とやっている。いつもは、一対一でやるが、たまに二対一でやる。でもネットがないのが残念だ。ネットがないと、ネットがあったら当たっていたな、などを考えてしまう。
なぜ僕が、テニスが好きかというと一年前ぐらいに友達がやっていて面白いのかなーと思って家にあったテニスラッケトを使ってやってみたらすごく面白かった、ので好きになったのだ。おもしろいのもあったが、なによりスポーツとしてやりがえがあったから。今まであまりスポーツといえば、水泳しかやっていなかったから、やかったが、ある程度泳げるようになったからやめてしまったのだ。(たとえ)まるでマルタのように太ってしまうようになったらどうしようと思った。だから、テニスをやり始めたのだ。
(前聞いた話)お父さんは、中学生の頃にすこしやっていたらしい。だけど、しんどくてすぐにやめて吹奏楽部に入ったらしい。お母さんは、会社のテニス同好会に入ったらしい。お母さんは、逆に「合宿などがあっておもしろかったよ」いっていた。お兄ちゃんから聞いた話によると「中学はテニス部ないよ」と言われた。あってもおかしくないのになぜないのかなあとおもった。だが、最近テニス部ができるかもといううわさが、出てきた。とてもうれしい出来事だった。
(一般化の主題)人間にとって遊びというものは、楽しむために無くてはならないものだ。(書き出しのむすび)ポンポンと打ち返していたが、結局まけてしまった。だが、負けることによりまた上手になったきがした。

   講評   hota

 悟空君の、転入後第一作の作文が届きました。字数は少し少なかったけれど、項目はすべてちゃんと入っていて、なかなかよかったです。
 今学期からの新しい項目は、「書き出しの結び」と「前の話聞いた話」です。2つともできていたし、「ただし書き」もバッチリでした。特に、「書き出しの結び」は、初めてですがうまく書けましたね。「人間にとって遊びというものは、楽しむために無くてはならないものだ。」という「一般化の主題」のあと、少しつながりが悪いので、「先日は」「ポンポンと打ち返していたが、結局まけてしまった。」などと、「先日は」のような言葉を足しておくといいですね。でも、「書き出しの結び」はこういうふうに、書き出しで使ったキーワードをもう一度くり返して出すのがコツです。よくわかりましたね。
 「丸太(マルタではなくて)のように太ってしまうようになったらどうしようと思った。」というところは、たとえもじょうずだけれど、ユーモアがあっておもしろいね。また、家族みんなに取材して、「聞いた話」がしっかり書けているのもよかったです。中学でテニス部がないのは、確かに珍しいですね。来年、できるといいね。
 最後の結びの、「だが、負けることによりまた上手になったきがした。 」というところは、なかなかするどいことに気づきましたね。とてもいいことが書いてあるので、もう少し、「負けてもどういうふうなことがわかるからいいのか。」「次にはどういうふうに生かせるのか。」などについて、もう少し詳しく書けると、もっとよかったですね。

 次は感想文です。長文を読んで、「似た話」をさがしておこう。

(この絵は、オンライン「山の便り」で見ると動いていますよ。)

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)