国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「トランプはいろいろな・・・」   むっちゃん

 「ひまだし、じみにトランプでもしようか」
と、友達がいったからみんなでやることにした。トランプは雨がふってて外で遊べない日だけ持ってきていいとクラスで決まっている。今日が雨の日だったから友達がちょうど持ってきていた。最初トランプでばばぬきをしていて、最初に終わったのがわたしだった。次に終わったのは持ち主だった。最近好きな遊びは、ときどきしかできないけどトランプだ。
 トランプを使った遊びは大きく二つだ。一つ目は、ばばぬきで、二つ目は、神経衰弱だ。どちらともとてもおもしろい。ばばぬきはばばを一枚だけ入れて、他のカードと一緒にシャッフルして、もし四人でやるなら一人、一枚ずつどんどん配ってやる。配り終わったら同じ数のカードを探して二枚一組でどんどん出していく。全員のカードが二枚一組にならなくなったら、スタートだ。隣の人からカードを一枚引いてくる。自分のと同じカードがあったら、出すことができる。もちろんばばのカードは一枚しかないから出すことができない。隣の人がばばを引いてくれるのを待つだけだ。ばばをひいたときは、あわてずさわがず知らん顔が大切だ。わたしは知らん顔をして、隣の人にばばを差し出すのが得意だ。(題材・前の話)ばばのカードを引いてもカーっとしないでね。(表現・ダジャレ表現)一寸先は闇よ。(表現・ことわざの引用)
お母さんに聞いてみた。お母さんは子供のころトランプといえば
「ぶたのしっぽ」
が好きだったそうだ。兄弟三人でよくやったそうだ。うら向きにして、丸いかたちに並べてカードを一枚ずつ「一」、「二」、「三」、と順番にいいながら表にかえしてまん中に出していく。言った数字とカードの数字が同じだったらカードに手をつける。反応のおそかった人が負けだそうだ。お母さんは反応が早く
「得意だった」
と、いばっていた。(題材・聞いた話)
わたしはお母さんがやった「ぶたのしっぽ」とは違うやり方だけど、やったことがある。わたしは得意ともいえないけど、でも不得意ともいえない。びみょーなところだ。お母さんの血をあんまり引き継いでいないことが分かった。(主題・わかったこと)そして、今日も、
「トランプやろう」
と、声が聞こえるのかな?(構成・書き出しの結び)

   講評   kako

 こんにちは、むっちゃん。
★第一段落:雨の日はつまらないですね。学校へ行っても外で遊べないし。そういう時はトランプが一番。先生もよくトランプで遊びました。
★第二段落:トランプ遊びにはいろいろありますが、先生もよくばばぬきや神経衰弱をしました。むっちゃんが遊んだことは「体験実例」ですね。ばばを引いた時のダジャレはおもしろい!どんなカードを引くかわからないものね。本当に一寸先は闇ですね。
★第三段落:聞いた話を上手にまとめています。ぶたのしっぽも有名ですね。お母さんは他のトランプ遊びも得意だったのかな。
★第四段落:ぶたのしっぽが得意なお母さんの血をむっちゃんは受け継いでないと思ったのですか。そんなことはないのではないかな。練習すればすぐに早く反応することができるようになるものです。作文だってむっちゃんは上手に書けるようになったでしょう。練習を一生懸命したからですね。書き出しの結びを上手に書けましたね。こんな感じで次も書いてみてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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