国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   季節の変化   ピッコロ

「あ!!雪だ!」私は今年初めての雪を学校で見た。雪を見るとなぜか幼い頃のように喜んでしまう。雪は不思議な力ををもっている。日本には、四季がある。四季はそれぞれが違った良さを持っている。私はその中でも冬が好きだ。あの、寒いさの中にある暖かさ。しんしんと降りつもった雪。朝起きたとき窓から見た真っ白な世界。いかにも冬だということを感じさせてくれる。私はせっかく日本には他の国とは違う四季というものがあるのだから、もっと季節を感じながら生きて生きていきたいと思う。
 季節を感じる一つの方法として、外にでることが大切だと思う。友達と話していると「寒いじゃんっ」とか、「めんどくさい」などといってなかなか外に出ようとしない。(実際私もそうなんだけど)しかし、外に出てみるとたくさんの発見がある。私が母に頼まれて犬の散歩に行ったときだ。ふっと横見るとさくらの花が咲きかけていた。まだ少し寒かったけど春の訪れを知らせてくれた気がした。4月の初期、よくテレビで目にするのが気象庁が発表するさくらの開花予定日。毎年早いとか遅いとかよくニュースで放送されている。また、日本のさまざまな地域のさくらが画面からその美しさを伝えてくれる。(長文)そこからさくらを見に行こうと思うこともとてもいいことだと思う。 
 季節を感じるもう一つの方法として、食べ物だ。旬のものを食べる。それは、体にも季節を感じるのにも大切なことだ。私の家族は、ついこの前栗拾いにいってきた。そこにはたくさんの栗!!早速持ち帰り、皮をむいた。山栗は小さくて皮がむきにくい。しかし栗ご飯にするととてもおいしかった。他の季節にもたくさんの旬の食べ物がある。冬だったら鍋、夏だったら夏野菜。食べ物からも季節は感じられるのだ。
 確かになんの変化もない生活も、一番快適かもしれない。しかし、「寒さにふるえた者ほど、太陽の暖かさを感じる」とあるように暑さがあってこその寒さであり、寒さがあってこその暑さだと思う。季節の変化を感じながら生きていくことこそ私たちにとって大切だと思う。

   講評   kiri



 こんにちは。新しい課題フォルダーになり、キーワードに「伝記」や「詩」が出てきました。いろいろな種類の「伝記」を課題にあわせて読むのではなく、自分の頭の中にあるものの中から作文に合うようにアレンジして引用していけばいいです。

<主題> 日本には四季というものがあります。それを感じながら生きていくことは、日本のよさを感じながら生きていくことでもあるね。第一段落の文章は書き出しもインパクトのあるものが書けたね。さいごの反対意見への理解もしっかりできていました。
<構成> 方法が二つ、書けました。「外に出ること」は自然とふれあうことでもあるね。季節の流れを知るには自然に触れることが一番だね。また、「食べ物」も季節感のあるものです。最近は、季節のものでないものでもスーパーには並んでいるけど、やはり旬のものが一番おいしいのは言うまでもありません。
<題材> 今学期は「伝記」からの例を出していきます。見つからない場合は今回のようにテレビのニュースや新聞などから引用してもかまいません。電話で話してくれていた「アンネフランク」の伝記からであれば、「収容所の中では季節も感じられなかっただろう」などと入れてもいいですね。
<表現> 名言を入れるのは前の学期と同じです。作文にあわせて名言をさがすのではなく、名言を作文にあわせて使っていくことができるようになってきたようですね。

 体験例も、すごくいいものが書けました。季節感のある暮らしのよさががうまく出せました。

     

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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