国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日3330 今日1263 合計7159
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   秋を感じる   梅好き

 色づいたカキは日本の秋を彩る風物詩だ。日本でカキの栽培史は、八世紀ごろまでさかのぼることができる。大正期までカキは日本の果物の王座に君臨していた。カキは千年の時を越えて、今なおただで食べられる日本最大の果物なのだ。さて、周知のようにカキには甘ガキと渋ガキとがある。渋ガキは成熟した後も人為的な渋抜きが必要になる。渋は無用な時期に果実が動物に食われるのを防ぐ、「適応」的な意味を持っていると思う。果実が赤く完熟してタネが充実し、渋みのなくなる「熟しガキ」の時期こそが、動物たちの食べたい気持ちと、タネを運んでほしいカキの思いとが一致する時なのだろう。(要約)
 わたしは果物が大好きだ。毎日、お母さんにお弁当のデザートに入れてもらっている。フルーツは、毎食後にとっている。今の季節は、やはり、栗やぶどう、かきや梨それにみかんも置いてあるときが多い。そしてなんといっても、そう、かきだ。長文にも書いてあるとおり日本の果物の王座に君臨できるふさわしいものだ。わたしは、果物売り場を念にチェックしているし、それが買い物の楽しみなのだ。家族のみんなは(父を抜かし)栗は果物ではないという。でもわたしの意見は違う。母や弟のいう、ジューシーなのが、フルーツなのではなく、おいしいものが、果物と言える。まるで、果物博士のように何でも知っているわたしだった。(たとえ)
 わたしはまだ、弟の影響でドラえもんを見ている。前ジャイアンやスネ夫が悪さをする時渋がきをつついて怒られる、というシーンがあった。(前の話聞いた話)この二人はいたずらを何回もしているのに、渋がきと甘がきの区別ができていないとはちょっとバカではないか。まあそれがアニメというものだが・・・・。わたしが、もしジャイアン達だったら、うまく甘がきをとって見せたいと思う。
 ことわざに、「先んずれば人を制す」というものがあるように、渋がきを熟すまで待っていたら、ほかの動物に食べられてしまうかもしれない。だけど、「急いでは事を仕損じる」ともいうように、まだ熟さないうちに食べてしまっても渋くて、まずい。人間にとって丁度よいタイミングというのはわからないことが多い。自然の力は人間にはわからない。

   講評   miri


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)