国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   僕の名前は・・・   マロン

   僕の名前は・・・
 僕の名前は・・・「真帆」である。この名前では、女の子に間違えられたりする。けれど、ぼくは、この真帆という名前は、女の子に、間違えられるから、嫌いなわけではない。僕の名前の由来は、僕がやっている「ヨット」からきていると思う。「ヨット」のパーツの1部で、「メインセール」と言われる部分がある。これは、「真」と言う字が、「メイン」の部分にあたり、「帆」の部分が、「セ−ル」にあたっていると思う。「メインセール」=「真帆」。
 それと、もう一つの由来は、「真帆」の「真」は、母の名前にある、「真」を取りそれに、セールである、「帆」をつけたとも思う事が出来る。兄の名にも、「帆」がついている。家族の中で、「帆」がついているのは、僕と兄だけである。だから、この名を大切にしたい。
 僕は、1度「女の子」として見られてしまった事がある。それは、あるヨットのレースの事だ。この時までは、あまり女の子として、見られた事は無かった。その日僕は父に頼まれ、大会の受付に行った。その時は、自分が女の子として見られているとは思ってもいなかった。そして、受付の場所に着き、受付の人が
「名前と性別、セール番号を確認して、丸印を付けて下さい。」
と言ったので、名前・性別・セール番号の順に、見ていった。僕は、目を見張った。性別の場所が、普通「M」の所が「F」になっていた。この時点で僕は、はじめて女の子として見られてしまった。そして、受付の人に言い直してもらう事が出来た。他にも、父の走り書きによって、「夏帆」と間違えられた事もあった。この時から、僕の名前は女の子として、間違えられるようになっていった。今では、間違えられる事は、少なくなった。けれども、いつまた間違えられる様になるかは、心配である。だから、受付の時は注意したいと思う。
 僕は、自分の名前は、嫌いではない。だからといって、女の子として見られるのは、嫌である。だから、「真帆」として、ちゃんと申し込みや受付をしたいと思う。僕は、「真帆」と言う名前をもらってよかったと思う。

   講評   muri

自分の名前に関して、体験を交えたおもしろい作文が書けましたね。確かに真帆と言う名前は女の子に間違えられてしまうことがあるかもしれません。でも、名前が男っぽいとか、女っぽいとかいうことではなく、生まれた子どもが男でも女でもつけたくなってしまうすてきな名前だということでしょうね。
 自分の名前のイメージをとてもよくとらえていますね。ヨットのメインマストなんて本当に美しい名前です。つけてくれた人もこの美しくてしっかりしているイメージを生まれた子どもに託したのでしょうね。

●題材(前の話):お父さんの走り書きのせいで女の子に間違えられた体験を前の体験として書くことができましたね。マロンくんが言うように、間違えられやすい名前は、書くときに注意しないといけませんね。先生の名前は読んでもらえないことが多いので、名前を書くときはふりがな欄がなくてもふりがなをつけることにしています。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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