国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大切な言葉   ブラックベーダ

 それは、あるイギリス人の書いた本から訳したものだということで、「ノー」ということばは、ときとしてたいへん言いにくいことばであるが、言いにくいからといって、言うべきときに言わないでいると、相手に思いもよらない迷惑をかけることがある、というものであった。しかし、自分を否定するとは、自分の全体をだめだとしてしまうことではない。また、人間としての信じるがあらわれるとき、言いにくいことばも征服される。(要約)
 だれでけんかをするときはあるだろう。そしてだれでも一生の内に一回くらいは大げんかをした頃があるだろう。
 私もけんかを体験したことがある。それは学校で夏休みが近づいてきた頃、授業中にとなりの人同士で遊んでいた人がいたので、注意をすると辞めてくれたが次の日にはまた遊んでいたから三回くらい注意するとついに起こってきたのでそれを先生に言うとその私が注意した人たちはますますおこってきて、ほぼ毎日けんかし、ちょっと前までは仲良しだったが、あっという間にまるで「犬猿の仲」のようになってしまった。そのまま夏休みに入った。母は「もう忘れてるでしょ。」
と他人事のように言っていた。そして夏休みが終わった。そして学校に行った。けれどその人はまだ覚えていて、怒っていた。それから五日くらい経ち、私がある友達と遊んでいたら、けんかをした友達が、
「何やっているの?」
と聞かれ、そして
「おもしろそうだからいれて。」
といわれた。そして入れてあげると小声で、
「前はごめん。」
という風に謝ってきた。私はゆるしてあげて仲良くなった。今では前に起こったことが、嘘のように仲がいい。
 前に聞いた話だが大人どうしでけんかをして片方が相手を殺してしまったという話を聞いたことがある。私はどちらかが謝ればいいのだと思う。殺してしまうほどのけんかのげいいんは本の軽いことが多いと思う。
 私は歴史が少し好きで、戦国時代で有名な織田信長と戦った相手が織田信長が怖くて頭を丸めて降伏したというのをよんだ事がある。
 私はけんかが起こればすぐに謝ればいいと思う。謝れないのが人情なのだ。一生の内に一回(書き出しの結び)は、する大げんかの後、仲直りをすれば友情が深まることが分かった。

   講評   nara


 長文にぴったりの題材が見つかったね。友達が小さな声で謝ってきたという場面はいいなぁ。きっと、この子はずっと気にしていたのだね。謝ったことで、その子もブラックベーダ君も気持ちがすっきりした。だからまたなかよくなれたのだね。謝るのはむずかしいけれど、その分、すごいパワーがあるのだなぁ。
 ここに、「もし、その子がいつまでも謝らなかったら……」という分を加えてごらん。もしかしたら、ずっと話さないままになってしまうかもしれない。この説明を加えることで、「謝ることは大切」ということが、より強調できるよ。
 聞いた話・歴史の話などを書いたのもいいね。こんなふうに、具体例の種類がたくさんあると、作文を読んでいる人も「なるほど!」と思うね。それぞれ、もう少し詳しく書けると、前の自分の体験とのバランスもよくなるよ。
 今回、内容はよかったけれど、いくつか入力ミスがあったね。見直しをしておこう。
 やめる → 「辞める」は、「会社を辞める・役員を辞める」などのときに使うね。「辞職・辞退」などの熟語に置き換えられるよ。「注意したら(遊ぶのを)やめた」は「止めた」の方ね。
 けんかをした友達が、「何やっているの?」と聞かれ、……といわれ……
 → けんかをした友達「に」、だね。
 殺してしまうほどのけんかのげいいんは本の軽いことが多いと思う。
 → けんかの原因(げんいん)は、本(ほん)が軽いから? それとも、原因・けんかのもとは、たいしたことではなくささいなこと、ということを書きたかったのかな。 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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