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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私に漫画「ドラえもん」   

 現代の日常生活は科学文明を過信するあまり、科学に対する基本的な姿勢を忘れ去ってしまっている。便利という言葉に浮かされて出来合いの科学を大量に買い込んで、これでもかという失敗を繰り返しても実に平気なのだ。それはまるで「のび太」の生活そのものだ。楽することを求めるあまり、科学のなんたるかを忘れて暮らす現代生活のあり方に浴びせた作者の皮肉な笑い。「ドラえもん」の真の面白さは、我々の日常への痛烈な風刺にあったのだ。「ドラえもん」の面白さは、決して笑ってはすまされない現代の深刻な問題への警鐘なのである。ぼくは、科学の力を使うのはよいと思うが、過信しすぎないことが大切だと思う。
 第一の理由は、科学の力に頼らないほうがより人間らしいと思うからだ。メールは文字が活字で人間味がないけど、手紙に手書きで書いて送ったら文字のきたなさにも心がこもっているように感じるからだ。
 第二の理由は、科学に頼りすぎるとその代償を支払わなければならないからだ。現にその代償を支払わなければならないときが来ていると思う。25、世界の二酸化炭素排出量の割合(環境庁 1994年)1位アメリカ 24.4%というデータがある。二酸化炭素は地球温暖化の原因となる物質で南極の氷が溶けて海面が上昇して土地が低い国が沈む可能性がある。これは車など二酸化炭素を出すものが普及しすぎたために起こったことなのである。
 確かに、今の現代は科学が必要不可欠なものになっている。しかし、その科学の力をなるべく使わないようにしなければないと思う。ぼくは、科学を過信しないようにして全てとは言わないけれどなるべく科学の力に頼らずによりよく暮らしていきたい。

   講評   kira


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