国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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楽しかった動物園 ウサリン
わたしは、今週の火曜日にオランダにある『アルティス』という動物園に行った。その動物園、アルティスには星などを見る『プラネタリウム』や、魚たちがいる『アクアリウム』、いろいろなことを学ぶ博物館がある。もちろん、動物もいる。とても大きい動物園だ。
その動物園では、すごかったこと・面白かったことがあった。そのことについて、お教えしよう。
まずはすごかったこと。わたしたちは、入り口を通ってすぐそばにある小さな建物に入った。その建物には、ヒヨコなどの絵が描いてあったので、わたしは「そういう生き物がいるのかな?」と思った。実際に入ってみると、
「ぴよぴよ。」
という鳴き声が聞こえた。やっぱりヒヨコがいた。だが、それはあまりすごいとは思わない。しかしわたしは、
「わぁー、すごい!! 」
と叫んでしまった。ヒヨコの卵があったからだ。しかも、ひびが入っているのもある。わたしのグループは、しばらくそこにいることにした。ヒヨコが卵をわって外に出ようとするたびに、みんなは、
「おぉ、すごーい。」
とか、
「がんばれー。」
と言っていた。それを見て、近くのオランダ人は笑っていた。 20分くらいたったらやっと産まれた産まれたばかりのヒヨコはぬれていてわたしたちがふだん見るようなヒヨコではなかった。
次は、面白かったこと。わたしたちはその後、白くまを見に行った。白くまはみょうな行動をしていた。岩の下に水があり、落ちたらとても危険なのだが白くまはあまりそういうことを気にせず歩いていた。最初は真ん中の方にいたのだが、白くまはとうとうそのがけまで来てしまったのだ。わたしは「 あー、落ちるー。」とおもった。しかし、その白くまは落ちず、体を勢いよく反対側に向けて、去っていった。まるで、モデルさんのようだった
。その後、しばらく見ていたのだが、その行動を繰り返していた。わたしは、なわばりを示していると思った。
わたしは、『アルティス』はとても楽しいところだった。だから、また行きたい。
講評 yuu
かなちゃん、こんにちは。さっそく新しい作文が届きました。どうもありがとう!
今日は、楽しいお出かけのお話ね。学校のみんなと行ったのかな? 遠足だったのかしら!?(^-^)
今日の作文を読み、まずはじめに感じたことは句読点がとても上手できれいな文章ばかりだなぁo(^▽^)o ということでした。長い文章の区切り方(読点のつけかた)が本当に上手になりましたね! もし作文用紙だったらたくさんの花まるをつけていたことでしょう〜
まず、すごかったことは「ヒヨコ」ですね。
最後に「わたしたちがふだん見るようなヒヨコではなかった」とありますが、ではどんな様子だったのかな? と思いました。段落の終わりにあと一文、ヒヨコに関する形容があってもよかったかと思います。でもね、その一文がないことで「どんな?」という想像力がゆうこ先生の中にめきめき暴れ出しました。それに「〜なかった。」でしめくくるこの一文は不思議にユーモアもありますよね。だから直さなくてもいいです。どんな様子だったかをゆうこ先生に想像させちゃおう! とかなちゃんが思って書いてくれていたら、これは、かなちゃんの作戦勝ちです。(ゆうこ先生の負け(^^*) )
次に、白くまの面白かったこと。
体をくねらせて方向を変える様子がまるでモデルさんのようだったのね。そうですね、テレビでときどき見かけるモデルさんたちは体をくねくね、とってもやわらかそうですね。そしてそれがとっても美しいですよね! かなちゃんが発見してくれた「なわばり」ですが、これはすごいですね。犬でもお散歩に行くと必ず同じところ(電信柱とか草むら)で立ち止まります。マーキングともいいます。自分のなわばりに、自分のにおいをつけている行為ですね。
書き出しの結び、きれにできていますね!!
日本では新潟県(東北地方)で大きな地震がありました。3日たった今も、まだ大きな余震(よしん)が続いているそうです。はじめに震度5〜6の地震が新潟県中越におきたときは、横浜も揺れました(震度3でした)。
山岳の村には電気、ガス、水道というライフラインが途絶え(とだえ)、3000人以上の人が避難所生活をしています。そして多くの人が災害で亡くなりました。
今月は大型台風(史上最強だったそうです)がきたり、地震があったり、テレビもニュースや報道番組ばかりです。
地震はとても怖いですね。いつやってくるか分かりません。……オランダには地震はあるのでしょうか!?
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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