低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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いつも心に不思議をもって みかん
「不思議だと思うこと、それが科学の芽であり、よく観察をし、理解しようとすること、それが科学の茎であり、そのなぞをとくことが科学の花です」
これは、ある科学者が言った言葉である。私は、この人が言ったように、大きな発見の始まりは不思議だという気持ちを持つことだと思う。この人も、その気持ちから大きな発見をしたという。この人のように、私は、不思議だなという気持ちを持ち続ける事は大切だと思う。
その理由は、不思議だなという気持ちによって、さまざまな発見ができるからだ。私は昔、あることに疑問を抱いた。それは、なぜ、金魚は色が薄くなるのかということだ。私は数年前、金魚すくいで金魚をとった。その金魚は真っ赤な色で、とてもきれいだった。しかし、それから1年ぐらいたつと、色が前より薄くなったのだ。その事に疑問を持った私は、調べて見ることにした。まず母にき聞いてみたが、わからないと言ったので、父にインターネットで調べてもらう事にした。すると、その結果、ストレスがたまったからだということが分かった。金魚は、まわりが白いところに置いておくと、ストレスがたまるそうだ。そういえば、私が金魚を置いているところは、白い壁の横だ。そのことが分かった私は、金魚を別の場所に置いた。すると、数年たった今、金魚はもとの赤さに戻った。このように、ちょっとした疑問をもつことで、大きな発見と喜びが見つかるのだ。
確かに、さまざまな現象に対して、論理的、科学的な説明を加える事も大切だ。しかし、「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている」という名言があるように、子供独自の価値の一つ、「不思議だな」と思える能力をみならい、いつも子供のような新鮮な目で物事を見られるような人になればよいと思う。
講評 kira
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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