創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   雨降って地固まるか?   ナッチ

 「うっるさい!(怒)」
私には兄が一人、妹が一人いる。私と妹は同じ部屋で毎日のように兄弟ゲンカ(姉妹?)をしている。パターンは大体、一人はテンションが高く、独り言をブチブチ言っている。もう一人はピリピリカリカリしてすぐに切れそうな状態に立たされている。つまり不機嫌なのだ。もうお分かりのように一人ブチブチ言っているのが、たまらなくうるさいと思っているもう一人。それが三十分ほど続くと、不機嫌な一人はブチッと切れ、こう怒鳴る
「っるさいな〜!(うるさいな〜)黙れコリャー!(怒)」
もう一人は
「あ〜!?君がうるさいの〜。世の中そんなのじゃ生きていけないけんね〜。」
不機嫌度が最高潮に達した一人は
「あ゛〜もう!おンめーなんかと口きいてても知力の無駄!」
そして部屋の中はとてつもなく重い空気になって行く。でも二人とも謝る気はないらしい。(笑)
 でも、私はケンカはいいと思う。なぜかというと、仲が良すぎても気持ち悪いからである。仲が悪いのもよくないが、いつまでも「仲良し」でいるほうが耐え難い。気を使ってしまうのだ。(構成)
 だが、友達同士のケンカは兄弟ゲンカとはワケが違う。(理由一)
私は塾に通っている、そこで、いつも隣の席に座る子がいる。その子は前から人の解答を真似する癖があり、毎度私はいやな思いをしている。ある国語の時間、漢字テストがあった。私は真似されるのがイヤなので、解答をフデバコで隠しながらテストをやっていた。そして国語の時間が終わると、その子に呼び出された。そして
「何で答え隠すの?見せてくれたっていいじゃん。」
と一言言って行こうとした。私はすでに切れていて、
「は?なに言ってんの?あんた。今度から一緒に座ってあげないから。一人でやってれば?何にも出来ないんでしょ!?」
と言って、ほかの友達のところに行った。そして今の出来事を友達に言いふらした。
「え〜!?ありえないじゃん!」
私はそのことを言いふらし、学年全員に知れ渡ってしまったのである。私はこうしてケンカには勝ったのである。
 確かに、ケンカはいけないことだ。国同士のケンカは戦争となり、関係ない人がたくさん死ぬ。だが、「雨降って地固まる」それが仲直りしてお互いが分かり合えると思う。(反対意見への理解)「よい友人を得たければ、まず自分が良い友人でなければならない。」(名言の引用)私はケンカをしてこそ良い友人だと思う。お互いがいっそう分かり合えるからだ。

   講評   nara

 ナッチさんの作文タイトルを見ていたら、「?」がついているものが割と多いのだね。ナッチさんは、常日頃「どうなんだろ?」と思いつつ、暮らしているのだろうな。ちょっとしたところに、その人のキャラクターが出てくるのだね。11月も楽しく進めていこう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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