創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ダーウィンとミミズ まめうしくん
ミミズがある生態系に生存する事で、『自然の経済』にどれだけ影響があるか、それが、イギリスの生んだ生物学者チャールズ・ダーウィンの、ミミズに関する着眼点だった。一定面積内にすむ、ミミズの量は、13.3匹、重さにして、39.9グラムである。さらに、ミミズたちが一年間に、糞として排出する土の量は、約1センチメートルなのである。
私の親類は、農家をしている。そのため、畑を持っていて、そのため肥料もある。土いじりが大好きな私は、ほじくりかえすと、ミミズが次から次へと出てくる。そのためか、実りが多い気がする。今も昔も、おいしいのがいちばんだ。
ほかにも、ミミズは、生ごみ(有機物)を分解し、槌に変えてくれる。いわゆるリサイクルだ。流石に、プラスチックなどの無機物は、分解できないが、イギリスの、サットン地区ではそういう計画があったらしい。
しかしきいた話では、高い金額なため、難しいらしい。
確かに、ミミズはうねうねしていて気持ち悪い。それに虫だから嫌いという人も多いだろう。しかし、脱皮できない蛇は滅びる、と言うから、新しい事を受け入れる、柔軟な、頭が必要だと思う。
講評 baba
まめうしくん、こんにちは! 長文が難しくなって苦戦していますね。それでもあきらめずにおもしろい話を書いてくれました! 結びの言葉もいいですね。
<主題>
「今も昔も、おいしいのがいちばんだ」というのを是非の主題としたのですね。ミミズの生態系の話からおもしろいテーマを見つけてきましたね。
<構成>
複数の理由はもう少しでしたね。たぶん、是非の主題から話が離れてしまったせいですね。「なぜおいしいのがいちばんなのか」ということを書けばいいのです。かんたんでしょう!
おいしいのが良い理由は、マメウシくんならたくさん浮かびそうなのであえてここでは書きませんが、長文の内容に関連させるなら、健康によい(化学肥料や農薬を使わない)、人間においしいものは自然にもおいしいから自然環境に良い、などと書くと筋が通る内容になりますね。
<題材>
データ実例、長文実例は難しかったかな。例えば、私たちは化学肥料や農薬を使って大量の食べ物を生産していますね。「飽食の時代」とずいぶん前から言われています。日本もアメリカと同じように肥満になる人が増え、2004年の厚生労働省の調査では日本人男性の3割が肥満なんだそうです(これは「数字の草」ウェブ版に入っています)。
私たちは農薬や化学肥料で自然環境を破壊しながら、私たちの体も破壊しつつあるのですね。肥満になるとたくさんの病気にかかりやすくなりますし、寿命が短くなります。
<表現>
名言はじょうずに使いましたね。これは得意ですね。
長文が難しくなってきたので、電話の前に「何を書こうかなあ」と5分間だけでも準備しておくといいですよ。
電話のあとにあれこれ考えて、眠くなって時間切れになってしまうとせっかくの実力も発揮できずに終わってしまいますから、ちょっと準備して電話を待っていてくださいね!
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