低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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苦労をするほど心がこもる さっC
「よし、できたぁ!」
私はひまな時に自分のオリジナルのビーズを作っている。家族の誕生日やおじいちゃんやおばあちゃんの誕生日のときもよく自分で作ったビーズを作って渡している。今、私が作った中で気に入っている物は、おばあちゃんにあげた指輪と私の一番最初に作ったストラップだ。まるで私がビーズ屋になったようだ。日に日にどんどん上手になっていくのが私は嬉しい。ビーズを作っているとき、手がすべってワイヤーから小さなビーズがポロポロとこぼれて、イライラして投げ飛ばしてしまったことがある。悲しいことがあったときに涙をながしてブツブツ文句を言いながらビーズを作ったこともある。そんないつも違う思いのこもったビーズは作ったあと、重くなったような気がする。この前、私はお母さんからセットのようなビーズが何個と決まっているものを買ってもらった。そして作ってみたがセットで入っている物は説明書などが入っていて自分でこうやって作りたいと思っても説明書通りに作らなければいけないからなんとなくいごこちがわるかった。やはり買ったものは心があまりこもらないものだと思う。
小さい頃、よく洋服はおばあちゃんやお母さんが作っていた。今はもうほとんど買ったものだが、買ったものと作ってもらったものとは味が違うと思う。機械で作ったものは人の手で苦労して完成させたものではない。でも自分の手で作ったものは何日も、あるいは何週間もかけて作ったものだから着た時も苦労した、とても心のこもった味がかんじてくる。機械のほうがとても楽だが、作ったものの方が私はいいと思う。
機械で物を作るのはとても楽だ。人の手で作ったものは苦労する。どちらが楽だといえば機械だが、どちらが味があるといえば人の手で作ったものだ。苦労すれば苦労するほど心がこもるものだとわかった。
講評 jun
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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