低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日4215 今日2013 合計61788
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   一つ一つの役割   すいーとぽてと

 ミミズがある生態系に生存することで、「自然の経済」にどんなかかわりを持つか、それが、イギリスの生んだ偉大な生物学者、チャールズ・ダーウィンのミミズに関する着眼点だった。彼は、「このように分化の低い動物で、このように重要な役割を演じてきた動物が、ミミズ以外にいようか」と、ミミズに敬意を表している。ミミズは、土を豊かにするための決定的に重要な動物である。私は、小さなものの役割を見直したいと思う。
 第一の理由は、人間は、それらの役割に、気付いていないからだ。例えば、ゴキブリもそのひとつだ。ゴキブリは、人間界で一番嫌われている虫だ。そんな虫でさえ、役割はあるのだ。中国の広東省では、ゴキブリを食べる。日本人にとっては信じられないが、変わったものを食べるのが習慣の広東省では、養殖したゴキブリを食べるのだ、と母から聞いた。
 第二の理由は、人間が自分のことだけを考えて行動してきたので、環境が破壊されてきたからだ。データ集を見ると、1998年の「年間ゴミ排出量」5020万トン、東京ドーム135杯分あるとのことだ。ゴミの量が増えることは、地球温暖化にもつながる。
 確かに、物事は大きなバランスで捉えることも大切だ。しかし、「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである。」という名言があるように、この世に存在する全ての生き物に重要な役割があるのだと思う。

   講評   kira


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)