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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ミミズがある生態系に   えきね

ミミズが生態系に生存することで僕たちの生活や「自然の経済」にどのような関わりを持つかと言うことを研究したのが偉大な生物学者チャールズ・ダーウィンである。ダーウィンはケント州ダウンの家で数々の実験観察を行っている。
 研究の中の一つの一定面積内に住むミミズの数量については1平方メートル当たり13,3匹のミミズが住んでいる。ミミズは土を糞として排出することで地球上の土の有機土壌の形成に大きな貢献してきている。結論としてイギリスでは毎年1エーカー当たり、乾燥重量で10トン以上の土がミミズの体を通して排出され、その働きゆえに古い歴史上の遺物が保存されたり、人間が食べる食物が育てられてきた。
 ミミズは自分たちの生活の中であまり見ることが少ない動物だが僕はこの文章を読んで、ミミズが地球上にいなかったら文中にも書かれているとおり人類や動植物は滅んでいたと思うので、ミミズは絶滅させてはいけないと思う。
 その理由の一つが土の中に含まれる栄養分です。人類が生きるために食物を作ると土の中の栄養分が失われます。土の中の栄養分にも限りがあるのでその内、植物が育たなくなってしまいます。この様にミミズが生息しないと土の中の栄養分が無くなって人類は滅亡してしまいます。
 二つ目の理由は、イギリスでは「タイガーワーム」と呼ばれるミミズを用いて人工16万人のサットン区住民の出す生ゴミの処理を行おうとしているそうです。この事によって1億4千万円の節約ができるそうです。それからゴミを燃やさなくても良いので地球環境の改善にもつながるのでとても良いと思います。
 「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである」と言う名言があるように日常生活で滅多に見ないものでも本当はとても大きな役割を果たしているのだと僕は思いました。
 

   講評   sarada

ミミズがある生態系に+「ミミズは絶滅させてはいけないと思う。」 しっかりと【是非の主題】を決めています。自分なりの意見をはっきりさせているところがいいね。
【複数の理由】もきちんと考えられています。ただ、二つの理由とも字数を増やすためにも、もう少し具体的な例などをあげるといいでしょう。たとえば、「土の中の栄養分にも限りがあるのでその内、植物が育たなくなってしまいます。」 のあとに、では植物が育たなくなるとどういう影響がでてくるのでしょう? それについて考えを深めていきます。そして、結論として人類の滅亡に至るという展開をします。また、二つめの理由で、ごみを燃やすことによって出る、現在人間のからだにも影響があるのではないかとされている「ダイオキシン」 をとりあげてもいいですね。
最後の段落は、【名言】 を使ってじょうずにまとめました。【反対意見への理解】 として、名言の前に「確かに、ついつい人間は目立たつものに目が集中してしまうが、」 の文章などをいれるといいですね。

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