国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉の不思議   マメウシくん

私たちが、日常言葉を使っているときは、普通表せる言葉がまずあって、それを盛って運ぶ手段として言葉があると言うふうに考えていする。私たちの関心は、もっぱらこの内容の方にあるわけで、それを運ぶ仲介役としての言葉が入っていても、言葉そのものにあまり注意を払わない。言葉と言うのは、あるようでないもの、存在しながら存在していないような、何か透明になってしまっているような感じがするのではないだろうか。
ところが、詩を読むと俄然言葉が言葉が私たちの前にふさがって、それに私たちが頭をぶつけている—そんな印象をもつのではないかと思う。言葉がそこでは不透明になって、私たちの意識が素通りするのを許してくれないというわけだ。にちじょうあまりいしきしないことばそのもののそんざいということをいやおうなしにいしきさせられてしまう。こういう状況は詩によく出てくる。詩の言葉は日常の言葉とは違う。そのため私たちは一度立ち止まって考えなくてはいけないと言う事が起こってくる。つまり言葉が不透明なものになってしまい、私たちが言葉というものを改めて認識することになる。
私は、よく詩を読むが、『きりん』などの、そっくりな言葉ばかり出てくるのは、幼児にとってはただの言葉遊びだが、ある程度、知識が着いてくると、そのそっくりな言葉が、『きりん』とうまくあっていることがわかり、もう一つの味がわかる。
『きりん』のほかにも、『かっぱ』など沢山の詩がある。どれをとっても個性的で面白い。
確かに、文や詩を読む事が、面倒だ、という人もいるかもしれない。しかし、
『道は近くてもいかなければ到達しない。』
と言う名言があるように、いやでも読んでいるうちに楽しくなる。そうすれば、読解力などがつき、かざしもにたたないですむ。

   講評   baba

 マメウシくん、こんにちは。
 要約がとてもじょうずにできますね。これから高校受験や大学受験で国語の問題に要約はつきものですから、要約ができるというのは大きな武器ですよ!

<主題>
 是非の主題がちょっと分かりにくかったかな。内容から考えると「実用的なものとしてだけでなく、詩の言葉などの創造的な言葉も重要である」というふうにできますね。
 反対意見への理解はしっかりできました。文章や詩を読むのは、めんどうですね。

<題材>
 マメウシくんは詩を読むのが好きなのですね。幼児から成長すると詩のおもしろさが違ってくるという分析はするどいですね。 言葉遊びは奥深いというエピソードをくわしく例をあげて書くと字数が増えたでしょう。

<表現>
 名言の引用はおてのものですね! 私(baba)は詩をあまり読みませんが、合唱をやっているときに作詞者が谷崎俊太郎さんがよく出てきて、練習のときに詩の読解を部員たちでやりましたが、つまらない言葉の羅列も繰り返し味わうとキラキラ輝いてくるものですね。

<構成>
 複数の理由は「詩はいいものだ」という是非の主題に対応させたものとして、いいものを書けましたね。
 詩は本当に個性的で多種多様ですね。決まりがあるようでなく、「え、こんなものも詩なんだ!」とびっくりすることがあります。
 機械的に使っている日常の言葉だけでなく、詩をかみしめるように味わうことで読解力がつくというのはすばらしい指摘です。

☆段落を変えるときに一文字下がっていませんね。ワードで作文を書いて、ホームページにはりつけると、機能上、改段落時の一文字あけが無効になってしまうのです。
 めんどうくさいのですが、ホームページに貼り付けたときに手直ししてください。(ワードとHPの書式がかみあうと便利なのにね〜)

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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